映画『砂時計』

漫画ファン、ドラマファンだったワシがこのたび映画ファンにもなった。
もちろん映画として云々の出来ではないよ。
ちゃんと『砂時計』がなんたるかを知っておかないと意味分からんとこあるんちゃうかな。
あんな長い原作だしさ、仕方のないことなんだけどこの映画は言わば“ダイジェスト”。
漫画やドラマともちょっと違うので「うーん、こんな描写いらねーよ」と思ったとこもあったんだけど、でも、いい。
何がいいってもちろん夏帆池松壮亮が演じる中高生パートが抜群に良いのだ!
『砂時計』がなんたるか、ンなもん皆まで言うな。中高生パートが肝だっつーの。肝だし鉄板。
たまんねぇわ実際。どんだけキュンキュンさせよんじゃ。くーっ、初恋はこうでねぇと。ジタバタ純情でねぇと。
椎香もイメージ通りかな。藤くんがもう少し美形ならもっと良かったかなぁと思うが、夏帆と池松は文句なし。
見るまでは「夏帆の杏はさておき大悟は佐野和真しかありえないんだけど!」とプンスカだったワシが、
家に帰ってたらすぐ池松ファンクラブの入会手続きを取ろうとしたぐらいじゃて。ま、FCが無かったんだけど。
いや〜、この子いいねぇ〜。まず口唇。真っ赤でボテッとしてるのでクチビルオバケとしては見逃せない超優良物件。
そして声。耳触りの良い優しい声。その声で言うのだ、「オレが傍におっちゃる・・」。
おっちゃるキターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!(大興奮)。
『砂時計』担ならまずはここでスタンディングオベーション。上映始まって早いうちに「おっちゃる」来ますよ。要チェキ。
そしてもうひとつ、彼のモミアゲは絶品であるということも記載せねばならない。
ワシはクチビルオバケであると同時に重度のモミアゲフェチでもある。
「男子のモミアゲたるやこうあらねばならない!」と一家言を持っている女であることはかなり有名な話だ。どこでだ。
彼のモミアゲは素晴らしい。個人的にはストライクゾーン直球ど真ん中型のモミアゲである。
いわゆる「先っぽが耳の後ろ側にクリンっ」となっているタイプのモミアゲなの。分かる?私の言いたいこと分かる?
このタイプのモミアゲってめちゃヤラれない?たまにいるじゃん、この手のタイプのモミアゲ。激キャワでしょ?思わん?
前じゃないんだよ、後ろなの。あくまでも後頭部方向にクリンっていうな。しかも彼の場合はこのカーブの描き方も天才的。
くちびる、声、モミアゲ。池松壮亮はかなりいいっすねぇ。ってどこを褒めてんだか。
せやけどこの子って『組!』SPでラストに書簡持って走ってた少年らしいね。びっくり。
ちょっと見ないうちに随分と大きくなったもんだ。くだらねぇとこばっかピックアップして褒めましたけど、
まぁ何がいいって彼はとにかく芝居がいいんで頑張って欲しい。うわぁ、だいぶ気持ち悪い感想になってもうたなすまん!