ドラマ『1992年10月〜12月/二十歳の約束』

小室が逮捕された。ふーん。そうなんだ。ヤっちゃいかんことをヤったらダメだし他人に迷惑かけちゃダメですよね。何それ。当たり前。
でも何をしたからどうダメでどう転落していってってのは他の人の方が詳しく解説してくださると思うのでそっち見て。
今回はそういう話ではなくてですね。実に個人的なコムロックへの思い出話をばコソッと(笑)。
んなこと言いつつ小室サウンド全盛期にゃ分別ついてるお年頃だったんで、
カラオケで歌ったことはあるけど、ブームに乗ってCDを買ったこともレンタルしたこともないので思い入れも“申し開き”もない。
が、しかし。このたび、生涯たった1枚だけ買った小室のCDを思い出したのですよ。それは大学4年生の時だったか。
光GENJIを卒業しバンドブームの波に呑まれ渋谷系に流れ着いた「自称・オリーブ少女時代」、でも月9だけは見てて。
どんだけオサレ気取ろうともドラマ好きだったので月9視聴はやめられず。そこでドスンとハマったのが牧瀬里穂主演の月9。
何にハマったって相手役にハマった。当時19歳の稲垣吾郎にハマった。堕ちた。この子誰だろう?なんて綺麗な子なんだろう?
そしてなんて切ない物語なんでしょう!(ジーン)。そりゃもうズブズブにハマったわ。月曜9時に録画しつつもリアルタイムで見て、
そっから何度もリピート。今までで「一番好きなドラマ」とはまた別で「一番、何度も繰り返し見たドラマ」。それが『二十歳の約束』。
イキリ倒してドラマの感想を書き殴る資格なし(笑)。だって一番ハマって繰り返し見たのが『二十歳の約束』じゃ説得力なし(笑)。
東京ラブストーリー』のスタッフだったにも関わらず壮絶にコケてた記憶があるし、当時見てた人はもちろんのこと、
今見てもたぶん「ぷげーっ!しょうもね!」の極みかと。当時『夢がMORIMORI』でよくパロられてたし、そういう位置づけの糞ドラ。
それは認める。んでもなぁ、好きで好きで。あのドラマは本当に好きだったなぁ。あの頃の稲垣吾郎がとても好きだったし、
あのドラマきっかけでSMAPを筆頭にまたもジャニファンに舞い戻り、それ以降ヲタ坂道を転げ落ちていったので一生忘れられないドラマ。
「何がどう素晴らしかったか」なんて書いても好きだった人以外には絶対に伝わらないだろう。だってしょうもないドラマやし。
でも大好きでした。好きな台詞も好きなシーンもいっぱいあって、でも魅力を声高に叫ぶつもりもないけど今でも大好きなドラマ。
それほど大好きで思い出深いドラマ『二十歳の約束』の音楽を、当時、小室が担当していたのであります。
またねぇ・・・、このドラマの音楽が良くてさぁ。役者たちの拙い演技なんざどうでもよくなるぐらい良かったのでサントラを買ったのだ。
これが人生初の小室CDで、人生初のドラマサントラ盤。うはー。あれから何枚か「これは!」と思うドラマのサントラ盤を買ったけど、
生まれて初めて買ったドラマのサントラ盤ってのは・・・まぁ諸問題は抜きにして、思い入れは格別なんだよなぁ・・・。
録画VHSを死ぬほど見まくった同様、サントラ盤も死ぬほど聞きまくった。どの音楽でどんなシーンだったとか一発で思い出せる。
「月9ドラマ『二十歳の約束カルトQ」なんてあったら優勝出来るかも。ほんま何度も見たし、いまだに逐一覚えてるもん。
で、小室逮捕を知って「へー」なんて思ってたんやけど、「あ、そういえば!」。んでCDを引っ張り出す前にYOUTUBEで検索してみた。
ほしたら!あったんだよ、しかもメインテーマの『Pure』が!佐野元春の主題歌『約束の橋』もよかったけど、でもあのドラマって『Pure』でしょ?!
もうね、久しぶりに聴いたけどやっぱ何度聴いてもいい!ワシと同じような人がいたら見てみてよ。ってことで貼ってみる。
ドラマを思い出して泣けたなぁ。やっぱこれはめちゃくちゃいい。今回彼がしたことはさておき、ね。だってドラマと曲と私の思い出に罪はないよなぁ。