映画『ラースと、その彼女』『悪夢探偵2/松田龍平舞台挨拶』

「あけおめ!ことよろ!(ニッコリ)」。
2009年一発目の更新しょっぱなから使い古されてるフレーズだし今更だしで先行き不安だけど今年もこの調子で頑張るZOE☆
そんなこんなで本日はシネリーブル神戸へ『ラースと、その彼女』を見に行ったわけだが。
映画を見終わったワシの目に飛び込んできた張り紙を見て、さっき見た映画『ラース〜』の内容がブッ飛ぶぐらい度肝抜かれたさ。
「本日『その木戸を通って』舞台挨拶!登壇予定:浅野ゆう子」ですと?!ぬわにーーーーーーーーー!?(ガビーン)。
浅野ゆう子って、W浅野でお馴染みの?風間トオルでお馴染みの?ぎゃーっす!ナマ浅野ゆう子なんて超見てぇ!
セクシーバスストップ歌う?歌わねぇよ!でも見たい!君の瞳にタイホされたい!公衆便所で風間杜夫に抱かれたい!(懐)。
・・とまで思ったんですけど「10:00の回上映後」ってことで、気付いた時には既に終わってました。チッ。
ショックだったなぁ。浅野ゆう子が見られないことよりも、一瞬とはいえ浅野ゆう子に一喜一憂した自分自身にショック・・(涙)。
しかしワシと芸能人を繋ぐロマンスの神様はとても親切でさ。よぉく見ると浅野ゆう子の張り紙の横に、もう一枚張り紙が。
「本日『悪夢探偵2』舞台挨拶!登壇予定:松田龍平」。ぬわにーーーーーーーーーーーーーー!?(二度目のガビーン
「14:30の回上映後」。おっ?これならまだ間に合うな。・・や、でもさ、ちょっと待って。『悪夢探偵2』かぁ〜・・。
もうワシこの映画見たんよなぁ〜・・しかも2回も見たいかっていうと・・それに1800円かぁ〜。どないしよっかなぁ〜・・。
ひとまず「私の頭の中の“今までナマで見た芸能人リスト”」をパラパラと。松田、松田、松田・・・お?まだ見たことない!
松田龍平どころか優作どころか美由紀どころか翔太どころか翔太とオカズを取り合った妹すら見たことないぞ!
そこでオノレに問うてみた。「既に見た映画に1800円も払って松田龍平を見たいか?」「死ぬほど見たい!(キッパリ)」。・・・了解。
「チケットまだあります」って書いてるし、ほな見よか。えーっと、整理番号は何番かな。え?61番?マジで?え?なんで?
上映開始まで後1時間しかないよ?これって何日も前から発売されてるはずでは?なのに売り切れてないどころか、まだ61番?
大丈夫なのか松田龍平。実は人気ない?それとも告知の仕方が悪い?いや、きっと映画館の場所が悪いんだろうね。
だって以前、ここでは上野樹里三浦春馬の舞台挨拶ですら当日券があったぐらいだし。それにしても松田龍平なのになあ。
ウダってたらとっくに入場は終わってて出遅れた。一番後ろか、最悪立ち見。ブチブチ言いつつ中に入ると!なんと!
いまだ最前列とか2列目に空席が!えーーっ、なんで?舞台挨拶がある映画って最前列から先に埋まるのが常識では?!
「それは一体、どこの世界の常識だ?」とな。ええ、私の世界の常識です。よって世間の非常識です、あしからず。
松田龍平ファン=オール・セレブ。誰もガッついてませんでした。精神的淑女集団。映画が見やすい席から先に埋まってて。
ありえない。私がもし松田龍平のマジヲタ(って何よ)だったらきっと「映画本編は舞台挨拶のある回の前の回にゆっくり見て、
舞台挨拶がある回はとりあえず舞台挨拶が一番近くで見られそうな席を押さえて画面をボケラーと眺めつつ時間を潰す」んだが。
そんなワシみたいなドアホな思考回路の主は皆無の模様。ならば遠慮なく最前へ・・と言いたいが、ここは遠慮して2列目で。
ん?これ見たのつい先日やで?あ、11月かな?でも2ヶ月も経ってないんだけど内容さっぱり覚えてなかったわ。塚本監督、すまん。
「あ、そんな話だったっけ・・」。二度目なのに新鮮。そのくせ『赤い糸』なんかをあんなにも鮮明に覚えてる自分が憎い。
エンドロールが流れてきた瞬間にゃ心の底から「きたぁ!」と小躍り。初・ナマ龍平。どんなかな。
司会は映画プロデューサーのお姉さん。「それでは登場していただきましょう!松田龍平さんです!」。おっしゃ!こーい!
扉カパッ。きたぁ!・・・ん?ちょい猫背気味で俯き加減の、やたらとオサレでデカめの男性がヨロヨロっと・・。
「ぷっ(笑)」。わろてもた。だってあまりにもイメージ通りだったから。「ザッツ☆松田龍平」。1ミクロンの期待も裏切ってない。
ダブルピースしながら「ちょり〜っす♪」なんて満面の笑みで登場されたら「そんな龍平、違う!(号泣)」なんだけど、凄いの。
「ナマの松田龍平ってこんな感じかな?」と想像してみて。ええ、その通り。もうね、マンマだったのよ!イイ!実にイイよ!
歩き方がヨロっとしてるの。ほんで目ぇシバシバさせてて、めちゃ眠そうで(笑)。実は眠くなかったのかもしれないけど。
芸能人をナマで見た時によく感じる「顔小さいわぁ」ってのは無くて。だけどタッパあるから相応。ちぅかスタイルめちゃいい。
ほんでもってファッション。笑えるぐらい激おされ。これも期待通り。特に最強なのが纏う「雰囲気」。コレですよコレ最強。
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」って言いますけど、同じく(?)「俳優の雰囲気は買ってでも身に纏え!」だな。
在る無しじゃぁ全然違う。まさに「雰囲気は七難隠す」。細くて長いんだけどゴツっとしてそうな指も実に男らしくてセクスィ。
襟無しジャケットにベスト、中にはヨレっとシワっぽいシャツを着ててヒゲ面でエロオーラむんむんなのに清潔感があるって何それ☆
抜群のスタイルと、彼オリジナルでしかない絶妙な雰囲気。なるほどな。そりゃ挙って男性誌がモデルに使いたがるわけだ。
同じ列にいた男性客に目をやると、松田龍平を眺める瞳がキラキラしてました・・。分かる!貴方の気持ちはとてもよく分かる!
女からは好き嫌いがキッパリ分かれそうなタイプだけど、男に言わせりゃ(特にナマは)大納得なステキ男子ど真ん中かと。
正直、松田龍平は「ナマで見たら全然違ってたYO!」というタイプではなかった。キラキラ王子じゃない。
いわゆる「マンマ」。でもな。「マンマ」だからこそゾクゾクするんだわ。
肌もツルピカぴちぴちってわけじゃないけどナマだからこその生々しさ。お人形さん的でないからこそ余計に萌えるっていうか、
うんにゃ、惚れるっていうか。リアルなのよ。等身大だし、リアルに「イイ男」なんじゃよ。
今25歳らしい。「若く見えるなぁ!」ではなく「25かぁ納得!」。うん、断言するわ、松田龍平はリアルで「ガチモテ系」。
わし、松田龍平のスタッフとかになったら仕事し始めて三日以内にマジ惚れすることを約束します!!!←約束されても・・。
出てきただけで1800円の元取ったど(笑)。「それでは、まずは映画をご覧になった皆さまにご挨拶を」。何言うかなワクワク。







「・・・みなさん・・あけましておめでとうございます・・・松田龍平です・・・」






声、ちっちゃ!!!(本日、三度目のガビーン)。
舞台挨拶なのに舞台からの挨拶が聞き取りにくいだなんて!なんて斬新な!(笑)。
思わず「しんどいんか?しんどくてしんどくて、たまらんのか?!救急車呼ぼか?」みたいな。勝手にハラハラ。
ワシ2列目だったのに、ちゃんとマイク使って喋ってるのに聞こえないとは!マイクの意味ねえ!このぉ、マイク殺し!(笑)。
たまにマイク使うの忘れてたり。無言で頷くだけとか(笑)。何度か「なんてぇ?」と身を乗り出しそうになったしな。
パーーーフェクツ・カッチョイイ松田龍平のナマ声は、五感を全て聴覚にせにゃならんような「蚊の鳴くような声」でした・・(微笑)。
でも、さすが平成の銀幕スタァは舞台挨拶慣れしてるようにお見受けしたのう。慣れてるだろうけど得意ではないのかも。
せやけどボソボソながらもよく喋ってくれたわ。この手の役者さんって、もっとスカしたようなイメージだったんだけど、
思った以上に頑張ってプロモーションしてはった。しかも時折、笑いも取りつつ(自覚無し?)。笑わせつつ、自分も笑いつつ。
ま、あたしゃ途中から話を聞くよりひたすらガン見だったんですが(笑)。「う〜ん・・・ええ男やのーーーーーっ!(ウットリ)」。
ちなみに映画プロデューサーさんの「みなさん!この映画の良さをヤフーレビューに書いてください!」って発言には、
「・・そ、そんな・・イイことだけ書いてもらおうだなんて・・」とかなんとか言いつつ苦笑してて、それはそれで可愛かった・・。
まぁ司会の映画プロデューサーさんと面識もあったろうから滞りなく進んだのかな?なんて思ったりもしたけど。
だって「え?何じゃその質問?」みたいな表情しつつも何かとペラペラ、否、ボソボソ喋ってたし。プロデューサーさんに感謝。
せやけど松田龍平の退場後にも再度「ヤフーのレビューは結構見てる人が多いそうなんで感想を書いてください!」と。
へぇ。知らんかった。あそこって一気に表示されんから読みにくいし頻繁に荒らされてるからあんまワシは見ないんだけどなぁ。
そんなことはさておき、次に松田龍平が舞台挨拶しそうな映画(※味しめた)っていうと『誰も守ってくれない』なわけで。
しかもこっちは佐藤浩市とセットかよ。うひょおおおお!こっちの舞台挨拶も行きたい、っていうか、むしろこの映画こそ行きたい!
ちなみに『誰も守ってくれない』は・・・ワシ自身、序盤で「えー・・そこまでせんやろ・・・」と思って萎えちゃったせいか
最後までわりと醒めつつ見てしまったんですが・・・内容はさておき、最後に言っておく。大声で書くぞ。
佐藤浩市松田龍平の「バディ」は最高である!これぞ「見所」!これはもう、とてつもなく素晴らしい!(四度目のガビーン)。
無責任ながら「バディもの史上、屈指の〜!」とまで言い切ってみる。バディヲタなる生命体には全身でオススメしたい物件じゃ。
1月24日にはスピンオフをTVでやるみたいなので、まずはそちらを。若いキャワゆ子ちゃんらには彼らなりの良さがありますが、
んでもたまに見ると、やっぱオトナってイイなぁ。「いや〜、オトナのオトコって・・・本当にイイもんですね!(ニッコリ)」。