映画『感染列島』『ドロップ』、他全部で14本

「舞台挨拶で初めてナマで松田龍平を見て好きになった3日後に結婚発表ってどういうこと・・・?(ボーゼン)」


別にこれがショックだったから更新しなかったわけじゃないやい!泣いてないやい!目にゴミが入っただけやい!
なことはさておき、最近書いてなかったんで今月見た映画の感想なんぞを。
『ミラーズ』今年一発目の映画がコレ。色々とハテナでしたけど「衝撃のオチ!」には・・まぁ確かに。要は仮面ライダー龍騎
20世紀少年<第2章>最後の希望』見所は荒木宏文の女装!隣に前田健で得してる(笑)。しかし足ほっそ!見事な死にっぷりに拍手!
『フェイクシティ』向こうって警察汚職もの好きねぇ。ところでキアヌ老けたなぁ・・。
『2 STEPS!』予備知識無しで入ってビックリなんだこりゃ(笑)。テニミュ担によるテニミュ担のための映画でした。
『007/慰めの報酬』金はろて見る娯楽作はこうでねぇとな。おかずテンコ盛りで大満足。前作を見てから見たほうがいいですよ。
ゴッドファーザー〈デジタル・リマスター版〉』名作だぁ。はなからイイと分かってたけどやっぱりイイ。シブオジの魅力爆裂ゴチです。
『劇場版MAJOR メジャー 友情の一球〈ウイニングショット〉』予想外に面白かった!ほんでもってちょっと泣けた。野球モノって鉄板か?!
『ウォーリー』へーっつってたら終わった。性に合わんかったのう。
『ティンカー・ベル』これもまたいまいち自分としてはヒットせず。向こうのアニメ苦手なのか?えー、そんな今更なー。
ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』特撮大好きだし楽しみにしてたんだよねぇ。もちろん存分に楽しめました。
『ミーアキャット』見始めて数分で寝てもたショック。まぁでも寝ちゃう程度の内容なんだろ仕方ないよと自分を慰めたりして。
ベンジャミン・バトン 数奇な人生』ブラピも「美☆全開」だし映画としてもイイ。新作で一番オススメしたいのはコレ。って、まぁ当然か。


そして今日また2本見てきました。まずはこちら。
『感染列島』
こんなのに金払うのヤダなぁだったんだけど、「絶対に好みの“エサ”だから!」と勧められて1000円ならと仏心を出し・・。
バカーーーーー!!!!バカバカバカバカバカバカーーーー!!!!!アタシの大バカ野郎!!!!!
上映中の自分実況→「あーーーーーーーーー!!!!!!(絶叫)」。・・・ったく、登場キャラ以上に叫びたいのはコッチだよ。
見てる最中、この映画のバカっぷりが見てるバカな自分に感染して更にバカになったので只今バカの末期状態どえ〜す(はぁと)。
もうね、邦画でこの手のを作ってもこの程度にしかならんってことはバカでも分かりそうなもんだが何故に作るかなぁ不思議。
そこまで言うならなんで見に行ったのって?バカだからです。金欠日は今日のことを思い出してノタ打ちまわって苦しめばいいさ自分。
おっと怒ってばっかじゃぁツマんない。映画は娯楽なんだもの、楽しまないとね。楽しめなくても自ら必死で楽しもうとしないとさ。
なので途中から気持ちを切り替えて「ちょ!!!(爆笑)」とツッコミつつ見るようにしたらアラびっくり、好みの“エサ”に大変身☆
しょっぱなから「大傑作!」でお馴染みの『L Change The World』を彷彿とさせる画・・サブイボ総立ちでイヤな予感ム〜ン(笑)。
「イジメ=黒板の悪口きたー!」「病室でのTV電話きたー!」「無理矢理に放り込まれた恋愛描写きたー!」などなど、
「こうすれば『バカ映画』が出来るZO☆」な鉄板ポインツがしっかり踏襲されており、バカな私に優しい親切かつ丁寧な作りで好感度大♪
特に檀れいが死ぬ間際の台詞がステキ。妻夫木くんの顔のほうに手をやって「この顔が好きだったの・・」って、アタシもっ!(キラーン)
思わず叫びそうになったわ、「気が合いますね☆」なんて。まぁそんな全婦女子から顔が好かれているであろう妻夫木くんは、
「感染するかもしれないけどかまわない、だって全婦女子のために顔がスクリーンに映らないと困るもん!」という理由からでしょうか、
医者なのに所々マスクとゴーグルをしてなくてドキドキしました。これぞパニックムービー。ほんとドキドキしたわ、ある意味。
何万人もの人が感染して死んでいくのにウッカリ妻夫木くんだけは感染しません。なぜって?それは妻夫木聡だからである!
妻夫木聡妻夫木聡であるだけでなく主役だからである!ホリプロだからである!きっとアッコさんの命令なのである!
そんな簡単なことも分からんのかバカ野郎!じゃぁなんで恋人役の檀れいは死んだのかって?そのほうが泣けるからである!
医者2人とも感染して死んだらバカップルみたいだから片方だけ死ぬのである!これ見て泣けないやつは冷徹人間なのである!
池脇千鶴と旦那が感染して病院に運ばれてきて、旦那のほうはソッコー死にましたけど妻の池脇さんは無事退院。
なぜって?それは池脇千鶴だからである!旦那はメインキャストじゃない俳優が演じていたので死んでも仕方ないのである!
じゃぁなんで佐藤浩市はすぐに死んだのかって?それは友情出演だからである!それに同じ東宝で次回作が控えているからである!
でも万が一、次回作も友情もないワシがこの映画に出演したとしてもきっと秒殺なのである!見切れることすら出来ないのである!
そしてなんで看護士役の国仲涼子が死んだかって?それは「いたいけな子供と愛する夫」がいたからである!だから死んだのである!
だって、そのほうが泣けるからである!泣けたら内容はどうでもいいのである!今更なにをホザいておるかバカ野郎!
感染した挙句の死に様も「血みどろ」とか「美しいまま」まで様々。なぜって?大女優を血みどろにさせるわけにはいかないからである!
こんな映画のくせに138分もありました。なぜって?それは収集つかなくなってどこカットしていいか分からんかったからである!
なんでこんな映画になっちゃったのかって?それは『フライング☆ラビッツ』を撮った瀬々敬久監督だからである!当たり前だろバカ野郎!
期待してんじゃねぇぞバカ野郎!脳みそ沸いてんじゃねぇかバカ野郎!てめぇ何のウィルスに感染してんだバカ野郎!(号泣)。
初期設定も定まらんまま都合に合わせて「泣けそうな方向」へとアッチコッチ丁稚。これ1000円。泣きました、ある意味。なによこれ。
あまりのバカ映画っぷりに「最大の見所」=「妻夫木聡はオトコマエである」という事実に最後まで気付くことができませんでしたよ・・。
それにしても『感染列島』とか『252』なんかにタレントを出さないジャニーズって偉いわぁ感心!・・・あ、『日本沈没』があったわね☆


映画『ドロップ』
出演。成宮寛貴水嶋ヒロ上地雄輔!他、オトコ満載!よって2009年一発目の万歳ムービきたぜこれ!
試写が楽しみで楽しみで1週間前からゲロりそうなほど楽しみだったぜコノヤロウ!
長編映画初監督作らしいけど見る前から絶対に瀬々敬久超え確定だなと確信しつつ挑んだぜコノヤロウ!
品川庄司」@品川ヒロシの自伝的小説が原作で今回は自身が脚本と監督もおやりになっているというな。
・・・ん?ってことは、成宮くんが演じるヒロシってもしや・・・・・・・・・・・自分?!(ガビーーーーーーーン)。
全然似てな(略)。「さだまさし役→坂口憲二」「松山千春役→大東俊介」以上の大胆なキャスティングに拍手喝さい。
アタシも自伝的小説が映画化されたら自分の役はガッキーに演ってもらおっ!だってガッキーはミカ役が得意だし☆
もとぉいっ!メスの話なんざどうでもええわオトコ持ってこーーい!ってことで、まずは水嶋ヒロから。
うほぉカリスマヤンキー役ですか。こんな水嶋ヒロを見るの初めて。総パッ金に染めてケンカシーンの大盤振る舞い。
小栗旬の時にも思ったけど、やっぱタッパある子のアクションってのは見ててウットリ惚れ惚れするねぇ。
水嶋ヒロ、めちゃアクションやってます。なんだったら『カブト』の時以上かも。いや、『カブト』があったからこそか?
思った以上によく動けてたなぁ。運動神経いいんだなぁ。身体能力たけー!ドロップキックの打点とかめちゃ高いし。
とにかく殴る蹴る殴る蹴る殴る蹴る蹴る蹴る・・・。「う〜ん蹴りがキマるねぇ〜☆」って、さすが全国高校サッカー4位。
バキバキに浮き上がる腕の血管ラインがセクスィでヤラれた。遠藤憲一と親子設定だけでヤラれた。
ステキング執事とは一転、「ぁ〜ん?」なんてヤンキーキャラならではのガン飛ばし系・変顔もやっちゃってます。頑張ってたよ。
風呂シーンでは1ミリたりともケツの割れ目が映らんようにがっつりタオル巻いてたけど(そこは別の意味で頑張れよ!笑)。
しかし個人的には天道や執事の方が好きかな。郵便局員よりは良かったけど(笑)。ま、とりあえずワクワクしたから満足ってことで。
とにかく役者はねぇ、みんな頑張ってたし良かったよ。というより役者に随分と助けられてたように思ったなぁ。
最初は「成宮くんとヒロくんが中学生て!『テニスの王子様』じゃないんだから!(笑)」だったんだけど、
そういうのはあんま気にならん。ヤンキーものに欠かせない波岡一喜までも中学生だったけど、そんなのは別に。
雄たけびとクシャ笑顔が実に魅力的な若月徹(兄弟コンビ「若月」)も愛嬌満点な綾部祐二(「ピース」)もGOOD!
レイザーラモンの人も誰か気付かないほど良かったし、吉本の層の厚さを存分に堪能。ええ子いっぱいおるんやなぁ。
手垢の付いてない若手のキャスティングや、「宮川大輔が部屋に戻ってきて余計なことを言うシーン」なんかも、
「お笑い芸人監督ならでは」な感じがしてニヤニヤしたわ。天丼ありまくりぃので小ネタも詰まってたしクスッとはなるはず。
この映画な、主役の成宮くん以外のキャストは言わば全員“ボケ”。で、成宮くんが“ツッコミ”ポジションなのな。
一手に引き受けてるわけだ。成宮くんは「主役」という以外にも実はとても重要なポジションを担わされてる。
なのにその肝心な“ツッコミ”っつーのが・・間にしてもトーンにしても何箇所か「ん?」っていうかさ。
この役はもしかしたら本職の若手芸人もしくは品川監督自身(無理あるけど)で演じたほうが良かったかも?なんてちょっとばかし。
ならば試写室でももっと受けただろうし笑えたんじゃないかしら。その点、遠藤憲一哀川翔はお見事。掛け合いはスベリ知らず。
そんな成宮くん。今回は超短髪だし赤毛だし。こちらも水嶋ヒロ同様「ほほぅ〜、こんな成宮くんを見るの初めて!」。
しかしオトコマエはどんな髪型しても似合うね。短ければ短いほど、顔立ちの美しさが強調。
オトコマエに「毛」なんて余計なオプションは不要ってこった。だからってハゲないで欲しいけど(笑)。
躍動感たっぷりのキャラって新鮮。大画面で見る成宮くんももちろんイイ。いつも以上に首のホクロに首ったけ。
他にオトコでいうとRUN&GUN。出てきた瞬間に気付くほど役作りしてなくて笑ってしもた。マンマやんけ(笑)。
ほんでもって上地。何が見所ってアータ!彼女(中越典子)に上地が玄関でプロポーズするシーンですよ!右手で髪撫でてんですよ!
「きゃーーーーーーー!!!!!!上地が上地が上地がああああああーーーーーーー!!!!!!!(ドキムネ)」。
はっきりいって我輩、ガチで悶えました。またさぁ、このプロポーズがさぁ!言い方といい雰囲気といいなんつーか、
「うあぁぁぁ・・・も、もしかして上地って自分のホンキの本番の時もこんな風に言うんじゃない・・かな?!」っていう感じでさ?
オトナげなく「がおす!いつの日か言われる女うらやま!」なんて地団駄踏みつつもめっさトキめいた。やばい。イタい。
悪いこと言わん、DVD発売の際にはこのシーンだけでもいいからマルチアングルを付けろやコラ。買うぞコラ。
ほとんどが鳶衣装(これがまた妙に似合うんだ・・)ですが、成宮と一緒に風呂入ってるシーンもあり。
「でも風呂はやっぱり孝太郎と一緒のほうが萌えるよね☆」なんてどうでもいいことを考えざるを得ない自分のバカ野郎。
や、でもこういう風にキャストのファンが見て「○○クンが△△のシーンでキャー!」と楽しむのが正しい映画じゃないかしら。
だって大好物が映ってるわりには画に今ひとつノレないというか、青春ヤンキー映画にしてはさほど痛みや熱さも伝わってこないというか。
クライマックスも「えー・・・」だったし、正直、映画としてどうかと問われるならば「別に・・・」←エリカ様結婚おめでとう記念☆
だけどワシは見てる最中は心中キャーキャーだったし、たぶんキャストのファンなら楽しめるのではないでしょうか。
とりあえずDVDは欲しいかも。や、特典によるな。なので、どうか特典映像満載&マルチアングルをよろしくお願いしますっ!(切実)。