【短期集中連載:その1】「おれはオトメだ!(森田健作風に)」編

※めっちゃヒクかも。好き嫌いがある話でしょうし、本編にはもしかしたら気分が悪くなるような表記があるかもしれません。
「あ、そっち系の話?ワタシ無理かも!」と思ったら即座に中断して、すみやかにご退出ください。
とにかく「オタク属性」である「オトナな乙女」のみ推奨。しかし、お好きな方ならなおさら気分を害するかもしれません。
あくまでもワタクシという「初心者」が「初挑戦」した感想です。ご理解いただけると有難い!




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いや〜、夏きたわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!(BANZAIさんしょ〜☆)。
関西在住であるオレ暦の夏開きは7月17日。だって日本の夏=ジャニーズの夏!夏といえばコンサート!←年がら年中のくせに
滝様を皮切りに、テゴマス、JUMP、カミセン、ほんでもって今後は関ジャニ∞とか関ジュ舞台とかetc・・。いっそがすぃ!
ええ、分かります。このブログってば文章の隙間から筆者の知性や教養や美貌ぶりがどうしても垣間見えちゃうゆえ
「ずっと更新がないのは、もしやとうとうステキングな彼氏が出来てラブアフェアに勤しんでいるからでは?」とか、
「今頃ベットに寝転んでコン●ームの箱を持って微笑んでる写真を撮られているからでは?」とか、
「結局、野久保ってなんだったんだろう?」なんて皆さん思ってましたよね?!ご安心ください、大丈夫です!
それどころか新しいステージが始まったっつーの!今や、そんな世界から更に遠い世界へ旅立ちましたです!(敬礼)。
そうそ。自分がいつも「アホやしわらけるなぁ(笑)」なんて思いながら共感しつつ好きでロムってるブログ主が、
実は自分とは全然違ってて彼氏がいたり結婚してたりする事実を知ると何故だかやたらとヘコむってことあるよNE☆
ないですか?これアタイだけかしら?まー、ンなことさておき忙しいのである。青春とは常に忙しいものなのである。
このたびまた青春が始まったのである。ジャニーズ、韓流スタァ、バンド、仮面ライダー、サッカーW杯などなどに続き、
我輩はとうとう出会ってしまったのである!どうしようもなく出会ってしまったのであ〜る!この口調うぜえし前置きなげぇよ。
なので最近はテレビを全く見ていません。いや、むしろテレビは見ています。DVDをイヤっちゅーほど。
毎日毎日何時間も連続で見ています。私は「これ!」ってのにハマると寝なくても食べなくても平気なタイプでして。
だから「これはキタなぁ、こういうの久しぶりだなぁ」ってのは自分の身体に聞くと分かる。←エロ小説みたいな言い方
ってことで、なんでこんなことになったのかってのを順序立ててお話してよろしいか。長いですよ。これはそーとー長い。
なので短期集中連載ってカタチでお届けしたい。作家気取りで。誰かひとりでも楽しんでくださるとコレ幸い。おっほん。


まずですね、アッシには仲の良いジャニ友達いわゆるJフレンズが何人かいるんですけど。
そいつらとはJきっかけで知り合ったものの、いつまでもJの話だけするってのもナンじゃないですか。
友達付き合いしていくためにはそれ以外にも気が合ったり価値観や話が合ったりしないと続かんわな。そこ大事。
ってなわけでアホはアホ同士なんだかんだと仲良くしていたわけですよ。そんなある日のことでした。
ひとり抜けふたり抜け更に抜け・・なんてこった!いつの間にか私以外みんな声優ファンになってもうてるやんけ!(ガビーン)。
Jフレンズからアニメイトに!えええ?なんで?どういうこと?こわっ!全身整形をカマす以上の変わりように仰天!
だって前まであんなに気ぃも話も合ったのによ?!なのに今や別人!もーね、びっくり!みんなが遠くに感じるよ!
一体誰のせい?何のせい?うぬす、その中のひとりを例にとって考えてみたい。そう、あれは確か・・。
「ワシが『電王』を猛プッシュ→仕方ないので一応『電王』を見る→するとウラタロスにハマる→中の人である声優に興味を持つ
→その声優がやってる他の仕事もチェック→アニメを見始める→ゲームをやり始める→ドラマCDを聞く→イベントに行く
→他の声優にも興味が沸く→忙しい→Jどころじゃなくなる→声優ファンの俺誕生☆」。ってワシのせいかーーー!!!(ズコー)。
自分で自分の首絞めるとはこのことじゃ。いや、それよりも恐ろしいのは『仮面ライダー電王』。諸悪の根源め(笑)。
どんだけヲタ女を釣りまくったのさ。ちなみにその友達は今じゃすっかり「はぁ〜ん・・ゆっち〜カッコいいぃ☆」。
え。正気ですかい。すんません。その人、竹内義和に似てませんか。そう言うとおもっくそシバかれました。すんません。
まぁでも別にJ担であろうがなかろうが、そいつら自身のことが嫌いになったわけじゃないしケンカしたわけでもないんで
なんだかんだで集まっては飲みに行ってたんやけどさ、悲しいことにこいつらが一体何の話してんのかサッパリ分からん!
“なかむらゆういち”の話をしてるのに、それはワシが好いておるD‐BOYSちゃんなか君じゃないだなんて!(ガビーン)。
私「それってマイナーな方のなかむらゆういち?」 友達「そっちだって言うほどメジャーちゃうやろが!」。・・・チッ。
トンデモねぇ勢いで意味不明なことをキャッキャと話す彼女たち。そして時折、「ハッ!?」となってこっちを見る。
「と、ところで最近Hey!Say!JUMPはどんな感じ?」。・・・ふっ。興味ないよね明らかに気ぃ使われてるよねアタシ(涙目)。
カラオケなんて行った日にゃヒドかったぜ。「そりゃ一体、どこぞの国のヒット曲じゃ?(ポカーン)」みたいな。
どうしたの?あんたらちょっと前までワシと一緒に『Real Face』とか歌ってたじゃん!?一緒に振り付け踊ったじゃん?!
なのに今じゃ歌うのはアニメ主題歌かキャラソン。歌手名すら知らん人で。でもたまにポルノグラフィティとか歌いよる。
「ポルノとか全然興味なかったのに、どうしたの?」「あ、これアニメの主題歌だから!(サラっと)」。やっぱそれかー。
そうさねぇ、仲良い友達が好きなものやしな、たぶんそれにはそれなりの魅力があるのだろう。そう思ってちょっと勉強もした。
去年の夏には『コードギアスガンダム00』のイベントにも着いて行った。終始、目ぇ開けたまま気絶しっぱなしだったけど。
やっぱアニメを見ずにイベント行ったらツラいなぁ、当たり前じゃ。で、それ以降とりあえず『00』を見始めたんですが、
話は途中からだわ設定やキャラ名などがややこしいわで全然理解できんし楽しめない!でも一応見なきゃ!え、なんで?
なぜにそこまで無理せにゃならんの?おかしくね?でもさ、みんな楽しそうだし羨ましいの。だけど着いてけないジレンマ。
彼女たちがキラキラした瞳で言い放った「女は耳で恋をする」という台詞の意味を、どうしてもワシかて理解してみたい。
考えあぐねた末に、とうとうワシは100歩譲ってお願いしてみた。「あっしの古ぼけた頭には最近のアニメは難しすぎる!
だけどチャレンジしたい!たとえば、アニメは無理かもしれんけどゲームだったらどうよ?何か一本貸してくれんか?」。
ワシが最近やるゲームはアーケードの『仮面ライダーバトル・ガンバライド』のみ。WiiだのXboxだの持ってないし興味もない。
家庭用ゲーム機で一番最近買ったのなんてセガサターンじゃないかな、『バーチャファイター』のために。どんだけ昔じゃ。
あっ、『プロジェクトV6』がやりたいからってプレステ1は買ったな(笑)。V6のマネージャーになれる夢のゲームよウッフン☆
だけどそれ以外はなぁ。当時から格闘系もしくはベタにテトリスとかそういうやつだけ。ロールプレイングは性に合わん。
ところでみんながやってるゲームってどんなやつ?「いわゆる『恋愛シミュレーションゲーム』ってやつよ」。・・ぬぬっ?!
それってアレかしら?『ときめきメモリアル』みたいなやつかしら?あれの女向け版が存在するのか!へぇ〜!
ちなみにこういうのを「乙女ゲーム」って言うらしい。おい。あんたら全員とうの昔に乙女を卒業した輩ばかりですけど大丈夫か。
まぁでも肉体年齢や加齢臭はさておき、精神年齢の乙女度でいくとアタシだってかなりのセブンティーンだわさ!是非やらせて!
「ほな一度やってみる?でもプレステ持ってないならPCで出来るやつじゃないとねぇ〜・・」「じゃぁ、アレ貸してあげたら?」。
そう言って渡されたDVDソフトサイズのケースに入ったゲームソフトのタイトルは『Under The Moon』。訳したら「月の下」。
や、そんなことはどうでもいい。ん?どういうこと?何じゃこのシール?ちょ、「18禁」って書いてあるんやけど!(ガビーン)。
「ま、そういうことです(アッサリ)」。ひえーーーー!!!18禁ってことは、18禁ってことかよーーーー!!!←当たり前
スゲーー!一瞬、めっちゃ退いた!でも同時にめっちゃ興味も沸いた!(笑)。なんかもう、わらける!ソッコーやりますわ!
な〜んつってたくせに家に着いたらその存在自体をすっかり忘れちゃってゲームはポイ。だって他にしたいことあるしぃ。
せやけどその日は突然やってきた。昔の偉い人(主に小田和正)が言った通りだね、まさにラブストーリーは突然に
現実社会で打ちひしがれる事象が生じたゆえ、呆然自失状態でヤってらんねーよとクダを巻いていたある夜のこと。
ん?なんだこのDVDは?!ああ、そうか。友達に借りたゲームか。すっかり忘れてた。あー。現実逃避にいいかもなー。
今からやってみよっかなー。ムクムクムク。妙にテンション上がってきた。うぉっしゃ「乙女ゲーム(通称:乙ゲー)」開始!
やるでえ!とうとうワシも乙女ゲームやるでえ!未体験ゾーンに足を踏み入れることは、いくつになってもワクワクするものだ。
まずはゲームソフトをPCにインストールしろとな。うーむ。18禁ソフトを自分のPCにインストールするのは抵抗が・・(笑)。
ウッカリ死ねない理由がまた増えた(笑)。そういや友達から「攻略サイトを見ながらゲームを進めてね」って言われたけど、
「恋にマニュアルを必要としないアテクシとしては、恋愛ゲームでもマニュアルなんて必要ないわん!(キラ〜ン)」。
ウソ、ただ単に攻略を見ながらやるのが面倒くさいだけ。いきあたりばったり。それでツマんないならしょうがないもん。
せやけど絵めちゃ綺麗やなあ。ゲーム絵っていうといまだにカクカクした画面やキャラのイメージが強かったので驚いた。
ほっほ〜。こりゃもうゲームっつーよりアニメじゃんか。とにかく綺麗。なめらか。BGMもいい感じ。想像してたのと全然違う。
このアニメのようなゲームに登場するキャラが喋るのか。それに声をあてるため友達の好きな声優さんが出てるのか。
ちなみに声優さんって18禁ものに出演する時は名前が違うらしい。それ用の芸名があったりするんやてさ。オトナの事情かね。
んでやな、この恋愛シミュレーションゲームは一体どんなストーリーかと言いますと!


「魔界を司る現魔王は世代交代を宣言したが、彼の一人娘であるアーシェは弱い魔力しか持たないためにその資格を得られない。
だが、交代をせねば魔界の秩序が乱れてしまう。魔王が探し出した魔王候補を魔界へ招聘しようとしたそのとき、
魔界の城が魔王の座を狙うもの達に襲われ、アーシェは自分に仕える使い魔のカイル(※いけめん)と共に森へ逃げ出す。
しかし不意に「魔界の外に通じる穴」に落ちてしまい人間界に。そこで魔王候補のレニ(※いけめん)とセイジュ(※いけめん)という
アーシェ同様魔界から人間界にやってきた双子の男たちと知り合う。魔王を救うため「魔界に戻って」と頼むアーシェだったが、
頑として首を縦に振らない。さらに時を同じく人間界では悪魔狩りが始まり、運悪く魔界と人間界をつなぐ門が閉ざされてしまい
魔王の一大事だというのにアーシェは帰れなくなってしまった。アーシェは双子の暮らすマンションに住み着くことになり・・・」


どうよ、この壮大なストーリー!(笑)。オトメのための乙ゲーですもん、登場人物は全員いけめん。しかも無駄にイイ声(笑)。
ちなみに自分はどのキャラとしてゲームを進めていくかっていうと、主人公の「アーシェ」ちゃん。あたし=アーシェちゃん。
アタシは「超美少女な魔界の王女様」なのヨ。PC前でゲームやってる本人は「冴えない中年の売れない芸人」のくせに。
のわーーーーー!!!!!キャラが違いすぎて感情移入できる自信がねえええええええーーーーーーー!!!!!(バタリ)。
恋愛ゲームで感情移入できなきゃキツくないですか?そんなことを思いながらストーリーが進んでいく中で、選択肢が。
それを適当にホイホイ選びながら進めていく。「とりあえず、誰の部屋に行ってみますか?」なんて尋ねられて。
うーん、ならばウラタロスの人が声をあててるキャラ@セイジュの部屋にでも行ってみようかしら。
友達が好きなこと知ってるくせに、そんなオトコの部屋に行っちゃうアタシって悪女だわマイッタぜ☆なんつってな。
ほんで部屋で2人きりになり人間界に関する質問(これらは勝手に台詞が出てくる)なんぞをしていた・・・、その時!!!
「ギャーーーーー!!!!!!!いきなりキスされたァァァァァァァァーーーーーーーー!!!!!(絶叫)」。
びびびびびっくりした。目ん玉飛び出る勢いで驚いた。心臓バクバク。ゲームなのに。たかがゲームなのに。
衝撃のあまり、すぐに友達にメールした。すると「それぐらいで驚いてるなんてウブやな(笑)。すぐ慣れるって!」。
よく知ってるあの娘がオトナに見えた瞬間・・・(遠い目)。しかし驚いた。序盤からこの展開、なるほど!だから18禁か!
諸々承知の上でゲーム再開。ほっほう。認めたくないんだけど、選り取りみどりのイケメン君たちにチヤホヤされるってのは、
認めたくないけどさ、ゲームとはいえ男にモテるっつーのは気分が良いものである(笑)。切実にお昼ご飯とか誘ってきはるし。
「どうしよっかなぁ〜、アンタ必死だしぃ〜、昼メシぐらいなら一緒に食ってやってもいいかなぁ〜!(ニヤッ)」。
彼の気持ちに胡坐かいてやったぜ。アテクシが実生活で何故モテないかがよぉく分かる秀逸なエピソードどうもありがと。
しかし慣れない。いつまで経っても慣れない。何に慣れないって、平気で言ってくるの。「キミって本当に可愛いね☆」とかさ。
「いやいやいや・・またまたそんな・・・(照)」←マジレスしちゃったり。おめぇじゃねーっての!でも仕方ない。
いけめんキャラがとびっきりのエエ声で正面きって褒めてきよるんやで?ものっそ照れるわ!PC前で何回も俯いてもうたわ!
何やこれ?!ものっそ恥ずかしいけど?!ゲームをプレイするというより、ゲームすること自体が羞恥プレイやんけ(笑)。
ちなみに選択肢は大体が2つなのよ。そのどちらが正しいとか間違ってるとか、そういうクイズ的なものではなく。
回答如何によって結ばれる相手が変わるみたい。攻略を見ずにセイジュ君狙い☆でプレイしてたのに不思議なもんで。
「こう答えておけばイイだろ!」と思って、セイジュ君の気をひくためによかれと思って答えたのに何がどう違ってたのか、
気が付いたら私(※アーシェちゃんです)は、別のヤンチャキャラなイケメン男子と一緒に住むことになりまして。あれ。
そして住み始めた日の晩には初ファック。って、「ひい!なんじゃこりゃ!?こんなもん、アニメAVやんけ!!!(ガーン)」。
しかもアヘアヘ声がデケぇし!うおおおおお!ヘッドフォンどこいった!?近所に聞こえてたらムリ!生きてけない!
みんな毎晩こんなの見てるのか?!もうね、すんごいショック!一瞬にして総白髪!うげええ!これのどこがオトメだよ?
明日から友達に合わせる顔がない、とにかく平常心を保てない。詳細は敢えて伏せておく。いや、もうね、凄いんだってば。
ビックリするやら恥ずかしいやら照れるやら、一心不乱でマウスをクリックして早送り。んでもそんなんまだマシでした。
物語はまだまだ続く。そうすっと、「えーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!(白目)」の千本ノック状態。
さっきまで優しかったくせに、秘め事の時は超野獣とでも申しましょうか。確かにツンデレは好きじゃ。でも実際ツンデレはヤだ!
意地悪されて何が楽しいねん?!(怒)。もっと言うと、ヤンデレってのもあってさ。「病んでる」の「ヤン」らしいんだけど。
『純粋無垢なおまえを俺の手で汚してやるっ』『愛しすぎたおまえを壊してやりたいっ』みたいな。意味わからんわ!(笑)。
大体アンタに汚されるまでもなくワシャとっくの昔からヨゴれてるっちゅーの!だからおめーじゃねーっての!
そうこうしてたらクライマックスでワシのお相手は死んでしまい、なんと私(だからおめーじゃねぇよ)は記憶を失うというね。
「切ない・・・なんて切ない恋物語なんだろうか・・・(ジーン)」。ん?なんてこった、ちゃっかり最後までゲームやっちゃった?
あれ?どうした自分?ええ、そういうことなんですよねぇ。そうなんだよねぇ。このゲームね、とにかく良く出来てんだわ。
そりゃキスは突然だったしハメ行為もハードだったけど(笑)、わりと一々段階を踏んでゆっくり進行していくから、
登場キャラに対する感情が芽生えてくるんだよね。しかも意外と無理がない。うっかり乗せられちゃうぐらい自然にな。
これはひとえに声優さんの芝居と脚本が巧いからじゃないかなぁと。登場人物の言動とか気持ちの動きとか、
それぞれにちゃんと理由があって納得できちゃう。ゲームをプレイするというよりは、一本の映画を見るような感覚に近いかも?
物語として成立してるしさ。ほんでもさ、こういうゲームが人気らしいんやけどさ、ってことはですよ?!
世のオトメたち(特にオタク属性の女子たち)にはこういう願望があるってこと?どうなの?一番気になるのはココですよココ!
「自分が好きになった、声がステキなイケメン男子から時には強引に迫られたいっ☆」みたいな。そのへんどうなの?
これは是非とも誰かに聞かねば!と決意し、時計を見たら既に朝6時でした・・。がーーーっ!何時間やっとったんじゃ?!
なんだかんだ言いつつ時間を忘れてた自分にびっくし。そしてマウスをカチカチしすぎて翌日右手が痛かった自分にびっくし。
しかも翌日にゃ気を取り直して「よしっ、今度は別のオトコを落としてみよう!(ムハーッ)」と再びプレイした自分にびっくし。
そうはいいつつ、私は出演してる声優のファンじゃないから声は聞かずして文字だけ読んで次へ次へ〜って感じでしたが。
ファーーーックにもなかなか慣れない、いや、むしろ笑っちゃうしさ(笑)。18禁だけあって、確かに内容は18禁。
エロ描写はエグいし残酷なシーンも。首絞められたりとかスプラッターとか皆殺しとか自害とか、そりゃもう色々あれもこれも。
でもゲームとしてはなかなか楽しめました。いや、なかなかどころか予想以上に結構楽しめましたウフ。自分大丈夫か。
せやけど世のオトメの願望ってば天井知らずやなウヒヒあんたら実はこんなのが好きなんかいグヒヒ☆なんてメールしたんよ。
すると、「いや、ゲームに対してそこまで真剣に考えたことなかったけど(アッサリ)」。・・・あれ?そうなの?
どうやら彼女たちは「あくまでも声優ファン」。もちろんゲーム自体が面白いとか面白くないとかも重要らしいんだけど、
「とにかく声!」らしい。声を第一優先にしているから、全パターンをいかに短時間で聞くことが出来るか?が勝負。
そうなるとマニュアルを見ながらプレイしないと時間がかかっちゃう。だから「ゲームの中で恋をする」という意識が薄いのか。
そんなこといったらワシのほうがよっぽどガップリ四つでゲームに向かい合ってプレイしたんちゃうかな。あいたたた(笑)。
しかもこれらのゲームのエンドは8〜10パターンぐらいあるらしく。「純愛エンド」だの「愛憎エンド」だの。
それらはキャラによって同じ数だけあるし、その中でも「GOODエンド」と「BADエンド」があるんだって。すげえ。
更に、全パターンを攻略すると新たなキャラ(※当然いけめん)が登場するんだって。うわー、なんだそりゃ。出来杉っしょ。
それにしても乙ゲー初体験のワシからすると、「女の子(いわゆる自分)の名前は自分の好きに変更出来るのに、
なんで登場キャラの男の子たちの名前は変更できないのか?」という疑問にぶち当たったわ。だってさ、そうじゃない?
そっちのほうが夢広がるやんか(笑)。そう尋ねると「・・・その発想はなかった。したいと思ったことないし」。えー。
「っていうかさ、どんな名前を付けてプレイしたいわけ?そっちのほうがビックリやで!」とまで言われちゃってさぁ。えー。
気がつくとワシのほうがよっぽどドンびきされてましたよアハハ。いやいやいやいや笑いごとじゃねーっつーの。
せやけどさ、あたしゃもっと普通の男の子が出てくるのがいいんだけど。意地悪したりしなくて普通に優しい男の子でさ。
ほんで一緒に映画行って感想を語り合ったりとか。そういう乙女ゲームってないの?わしゃそっちの方が希望だわ。
そう言うと、「それは・・普通に彼氏を作ったらええんちゃうかな・・・?」。はうあっ!その発想はなかった!(ガビーン)。
ちなみに今回やった『Under The Moon』は乙女ゲームの中でも特に過激なものだそうで(なんでそんなの勧めるんじゃ・・)、
一般的には『アンジェリーク』『遥かなる時空の中で』『金色のコルダ』が三大乙女ゲームであり、三種の神器だそうな。
あたしゃたぶん今後も手は出さないかもしれんけど、まぁそうは言ってもそれなりには面白かったし売れる理由もわかるし
人気があることにも納得かな。でもね、やっぱし、ちょっと・・ゲームは違うかも。ならばアニメだ!何かいいのないかな?
レンタルで借りるのは面倒なので現在OA中で、しかも途中から見ても理解できそうなアニメ。次はそっちに挑戦したいんだけど。
欲を言えば「萌え」も欲しいし「燃え」も欲しいかな。すると「それならば、ピッタリなやつあるよ!(ニッコリ)」。
・・・嗚呼、アタシってばなんて愚かな。その時には気がつかなかった。彼女たちの、その微笑の裏に隠された真意が。
「オタクにとって、友情と罠は紙一重!(キッパリ)」。そんなことは重々承知していたはずなのに。
勧められるがままに軽い気持ちで見始めたアニメが、ああ、それが我が人生を大きく左右する存在になろうとは、
この時の私はまだ知る由もなかった。果たしてそのアニメとは・・・?!(ババーーーン)。【続く】




※・・・あの〜、この話って需要ありますか?