最近見た映画5本

『瞬 またたき』
岡田将生さいっこおおおお!!!!!(キッパリ)」。それだけの映画。これ岡田将生じゃなかったら成立してません。
や、冷静に考えたら全く成立してないけど、「岡田将生」のただ一言で大幅に脳内補正をかけて無理矢理成立完了。
これぞ岡田将生マジック。ちなみにアタシャ他の好きな役者さんがクソ映画にブチ当たったら普通はハラ立つんよな。
「○○クンの貴重な時間を割いてこんなクソ映画に!」と。ま、もちろん言うまでもなくこれもそっち系の内容やけど
でも岡田将生だけは違う。『僕の初恋をキミに捧ぐ』の時と同じく、「岡田将生が死ぬ」ってだけで泣ける(笑)。
「やだぁ可哀相〜〜!!!」ってなります(笑)。「え?岡田将生とデートの最中に岡田将生が事故で死んだの?
やだぁ彼女役の北川景子めちゃくちゃ可哀相〜!泣ける〜!」と(笑)。や、安い・・・安すぎる自分!(ジーン)。
だって!映画の岡田将生は別腹なんだもん!これは別班として例外物件として処理せにゃならんですよ!映画だし!
や、もうね、相変わらずスクリーンに棲む映画の女神は岡田将生ZOKKON命。マジ惚れとしか思えん。いや〜、美しい。
考えてもみてよ、自分が北川景子だったとして。岡田将生という3大珍味以上の極上レアな麗人と付き合ってたと。
しかしバイクデート中に彼が死んだと。悲しくない?悲しいよNE!「事故の際の失われた記憶」を取り戻したくない?
取り戻したいよNE!『ブザービート』見てる時は1ミクロンも感じなかったけど、今作では北川景子に超共感するよNE!
っていうか常識的に考えたら岡田将生と付き合えた時点で自分がショック死するよNE!目がショック死!ありえないよNE!
ということで、改めて「映画の岡田将生は凄い」と。ただ心の片隅にでも小さくメモして欲しいDEATH☆


踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』
あの〜、前々から気になってて、『誰も守ってくれない』と今作を見て推測から確信に変わったんですけど、
脚本家の君塚良一さんってアレなんすかね?インターネットとか2ちゃんねるとかネトゲーマーとかアニヲタとか、
なんかもう、そういう人種(一緒くたにされてますけどオタク全般っつぅか)が嫌いで嫌いで仕方ないんかなぁ(笑)。
「何の恨みが!(笑)」ってぐらい毎度扱いがヒドいっすよね(笑)。その割にやたらとアクティブなオタクが大量発生。
『誰も〜』の時なんてわざわざ容疑者の妹が潜んでいるペンションにまで出向いて窓ガラスに石投げてたし(笑)。
容疑者の妹をかくまってる刑事をわざわざホテルにおびき寄せて襲ってたし(笑)。いや、そこまでせんやろ(笑)。
今作では引っ越し業者に扮装して機密ファイルを盗んだりプログラム書き換えたり爆弾仕掛けたり。すげぇガッツ(笑)。
ま、そんなことどうでもいいんですけど、2時間20分もダラダラと長い割にはちっとも面白くなかったですこの映画。
映画ちゃうわな、祭りか。ん〜、1作目はちゃんと面白かったんだけどねぇ。なんでこんなことになってんだろうねぇ。
織田裕二が湾岸署に“除夜の鐘ゴーン”(しかも盛大なBGMとスローモーションで・笑)のクダリなんて正気すか(笑)。
「クライマックスはココだぜ!さぁ泣け!」ってか。無理やわ(笑)。むしろ笑えたわ、ただし失笑ジャンル。
織田裕二小栗旬小泉孝太郎、川野直輝、遠藤要(七三分けで刑事役!)など男キャストを見る分には楽しかったけど、
ストーリー的には諸々ごっついシラけた。あ、湾岸署内をカメラが泳ぐように撮っていく冒頭のシーンは良し。
そうそ!ここにきて内田有紀がめちゃくちゃ可愛い。内田有紀史上最高の輝きを見せております。特に尻がビバ!


銀幕ヘタリア Axis Powers Paint it,White(白くぬれ!)』
「なんやよう分からんけど今ヘタリアってめちゃめちゃ流行ってるらしいし是非とも!」と意気込んで、
公開初日に馳せ参じた次第。さすが初日だけあって若い女の子で場内満席!きっと皆さんガチヲタなんだろな。
キャラ紹介シーンなんて某キャラが投げキッスした瞬間、一斉に「はっふ〜ん・・・☆」とため息が漏れてました(笑)。
熱狂的なファンが多い映画は、そんなファンの方々に囲まれて見るだけで楽しい。これも映画館で見る映画の醍醐味じゃ。
ちなみに『ヘタリア(「ヘタレなイタリア」という意味らしい)』とは「国を擬人化(またかよ)したアニメ」らしく、
ネタ的には「それぞれのお国柄・人種の特色」を面白おかしくっていう感じかな。
映画としては「宇宙人が攻めてきた」という大筋があって、途中にショートコントのような短編が挿入される構成。
むむむ、これ世界史とか社会情勢とかちゃんと分かっとかなきゃ全部笑えないんじゃないかな。難易度たけぇ。
それにしても画面真っ白やん。『ハンター×ハンター』の原稿かってぐらい真っ白(笑)。ええんかコレで(笑)。
ちょいちょいクスッとはしたものの最後まで『ヘタリア』の魅力がよく分からんままエンド。これが流行ってんのか不思議。
終わった後に一緒に見た友達から「どのキャラが良かった?」って聞かれたので「ん〜、日本が可愛かった」と。
すると「でっしょ!日本はね、“受け”なの!(ニッコリ)」。・・・・・・・・・・・ん?に、にほんが、うけ?それってどういう?
な、な、な、長年生まれ育った我が祖国が“受け”?!ひいいいい!!!難易度たけえええええ!!!!!(白目)。
ということで、映画を見終わった後まで何から何までセンセーショナルな体験でした。はい。
でも『ヘタリア』ファンの皆さんは幸せそうだったなぁ、やっぱ自分の好きな作品が映画化されるっていいよね☆
な〜んて血迷って、さっきヤフーの映画評見たらファン全員からボロッカスに酷評されてました(笑)。あらま(笑)。


『ロストクライム -閃光- 』
三億円事件をモチーフに、ある殺人事件の捜査に乗り出した老刑事と若手刑事のコンビが、
恐るべき真相にたどり着くクライム・サスペンス」って、ここまで聞くと面白そう!ですが、そうは邦画が卸すまい。
渡辺大(娘の杏に比べりゃ使い勝手も悪いし伸び悩んでる謙の息子)、奥田瑛二川村ゆきえ武田真治夏八木勲
かたせ梨乃、宅麻伸原田芳雄矢島健一菅田俊などなど「え?これって東映?」なメンツがズラっと。
いいえ東映ではありません角川映画です。しかも『野性の証明』の頃の角川映画ではありません現代です2010年です。
いや〜、凄いっすね〜。キャストはもちろん、スクリーンからビシバシ迸る芳醇なほどのVシネ臭が病みつき!なわけない!
始まって10分で「思い切ったね角川!(ジーン)」。なかなか出来んですぜコレ。東宝なら企画段階で瞬殺やっちゅーに。
そういう意味での意欲作は嫌いじゃないので己を奮い立たせてでも無理矢理褒めたいところなんですけど、
良いとこ探して楽しみたいし見所をオススメしたいんですが、ここだけの話、正真正銘ダメ映画でした!!!!!(大声で)。
まず。キャストの並びを見て唯一浮いてるのが武田真治(つってもそろそろ武田真治も浮いてないよね・・)なので、
「もしや?!」と思ったらマンマと武田真治が犯人なあたりダメです(笑)。この並びなら犯人は木下ほうかぐらいじゃないと。
もしくは神保悟志ぐらいじゃないとねぇ。木を隠すなら森の中って言うじゃないですか。Vシネ隠すならVシネの中で頼む。
そしてこれ、とにかく笑えるんだよ。ちょっと気を許すとすぐに男女がアンアンやっちゃうシーンが始まるという(笑)。
しかも若者同士ならまだしも中年アンアン比率が高い(笑)。熟年同士でジュクジュクまぐわってて「それいるかぁ?」と(笑)。
せめてエロシーン入れるなら入れるで、ちゃんと脱げる女優を用意しないとさぁ。どいつもこいつも中途半端。チッ。
唯一ババーンと大胆にナマ尻見せてましたよ・・渡辺大が。ズッテーン。おまえかーい。見たかねぇアァ見たかねぇよ。
この監督さんの趣味なんでしょうし、今時めったとお目にかかれない映像を見た限りご高齢なのではないかと思われるが、
次から次へと古臭くてスットンキョーなシーン多しで何度か吹いた。せやけど1960年代後半の雰囲気は上手に描けてたかな。
今までにも「三億円事件」をモチーフにした作品はいくつもあったんですけど、それにしても終始ガッカリ映画でしたのう。


『FLOWERS -フラワーズ- 』
TSUBAKIのCM@「続きはWEBで!いや、映画館で!」ってなノリで作られた映画なので仕方ないんでしょうけど、
あまりの出来に身体の震えが止まらなくなるほどの感動すら覚えたクソ映画でした。合掌。
『ガチ☆ボーイ』の小泉監督作と知ってビックリ!どないしたんですか?体調崩してるどころの騒ぎちゃいますやん。
色んな事情(オトナの)が複雑にからみあった結果の産物なんでしょうなぁ。ご愁傷さまです次回作期待してます。
“日本の美しい女性たち”のそれぞれの物語が少しづつ同時進行していくというありがちな展開なんですが、
話も時代も脈絡なくアッチコッチ(丁稚)に飛ぶから見にくいし意味も分からんしでイライラ。
しかも全てようやく繋がったわ合点がいったわと思ったところで「で?」っていう。何のカタルシスもないので更にイライラ。
スケジュールの都合か、台本を読んだ瞬間に女優陣のヤル気が失せたせいか知らんが全員揃うシーンなんて皆無。
蒼井優は時代的にまだしも仲間由紀恵なんて終始単品でしたし。もーさ、CMついでの映画なんて誰も期待してないんだから、
せめて売れっ子女優6人ババーンと並び立って競演してくれないと。2時間ガールズトーク(ぷげら)でいいっての。
美麗なヘアメイクとゴージャスファッションで足組んで「んっとにオトコってさぁ〜」とかホザいてる方がだいぶマシ。
蒼井優蒼井優の娘:竹内結子田中麗奈仲間由紀恵仲間由紀恵の娘:広末涼子鈴木京香と、
いわゆる「女系三世代」のお話なんですけど、それぞれに全身全霊かつ前のめりでツッコミポインツが存在(笑)。
蒼井優の改心はやっ!」「竹内結子編は『今度は愛妻家』とカブりすぎ!見たわ!このシークエンスもうええわ!」
「身体弱いくせに仲間由紀恵も2人目妊娠て!避妊せえよ!」などなど、そりゃもう全シーンに対して湯水のように(笑)。
完全に誰得映画。女優全員大損こいてます。中でも、沈みゆく泥舟から最も逃げ遅れたと思われるのが鈴木京香
どう考えても最大の犠牲者は彼女やな。要はこの映画、「“日本の美しい女性”たるもの出産すべし!(キッパリ)」という
ストップ少子化の元に作られたのか?啓蒙臭ム〜ンな作品でして。ええ、まさに今の時代にピッタンコですよネ☆
斜陽気味とはいえTOKYOでピアニストとして活躍中の鈴木京香は年下のダーリンに捨てられた後に妊娠が発覚。
どうやら避妊しない家系のようです。え?年下のダーリン役?どんなイケメンかって?そんなの出てこないよ台詞処理さ。
それ以外に若手俳優ですか?三浦友和の息子とか笑福亭鶴瓶の息子とか。あはは〜めのほようになりましたねえ〜(遠い目)。
さてさて。思い悩んだ京香であったが妹の広末にMAJIで出産とってもとってもとっ(略)とよさこいポーズで言われたんで、
実家に帰って産むことにしました。ラスト、海岸で走る我が子を見ながら目を細める京香。あら幸せそうね。だよねだよねそうだよね。
TOKYOでピアニストするより子供産んで実家にいることこそが女の幸せね。って、待てぃ。あんたこの先どうするの?
一生、平田満(父)にパラサイトする気かよ?いやいや何なのこの女。ってか何なのこのキャラ、そしてこの映画。どうせえと。
しかもこんな役を鈴木京香にやらせるって・・これなんて罰ゲーム?!(ガクガク)。京香ガンバだYO!←おめぇに言われたくねぇよ
そのほかにもクライマックスではオリビアニュートンジョンの曲をバックに、「通ってる小説家の家で窓を開けたせいで風が入り
先生の原稿が天まで高く飛んでっちゃったよアレ〜」な田中麗奈とかさ。おめぇ編集者としてダメ過ぎるやろと(笑)。
この映画は「日本中の女性を元気にしたい」んだそうですが、ご心配なく。大丈夫です皆さん元気でした。
あまりのツマらなさに見に来てた女性客は途中から全員ペラペラ喋ってました。いやぁ元気元気。さ、みんなでレッツ出産☆
んでもまぁ昭和30年代とか昭和60年代あたりの映像は見てて楽しかったかなぁ・・。はぁ〜・・。なんじゃこの映画・・。
おっと忘れてました!「平田満の若い頃→井ノ原快彦」これがもう激似!めちゃめちゃ似てた!キャスティングGJ!!!!!
大沢たかおの若い頃→森山未來」「中村獅童の若い頃→浅利陽介」並みにソックリングで感動したわ(笑)。
ちなみに今まで一番異論を唱えたいのは「佐々木蔵之介の若い頃→神木隆之介」。名前ちょい似てる繋がりとかないわ;