今年最初のネタも、やはり『仮面ライダー』で!

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。ギャフン!いまさら!
1月も、もう18日やっちゅーのに、ここ1ヶ月ぐらい更新もせずに何をしてたかっていうと、
今の今まで ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっっっと『仮面ライダー』を見てました。
年末年始は基本的に明け方まで連日呑み倒すというのが恒例なのですが、
それ以外では仕事とコンサート以外、家にいる時はずっと『龍騎』『カブト』『アマゾン』『ストロンガー』『クウガ』などなど、
仮面ライダー』の過去作DVDを貪りまくり。映画館にも全然行ってない。いかんです。
あ、DVDで映画『善き人のためのソナタ』は見た。これめちゃくちゃ良かったですよ。
ちなみに試写で見た話題作?の『デスノート』スピンオフは・・・こんなん『デスノート』ちゃうやんと(笑)。
まぁ色んな意味で話題になりそう。ええ、そんなこんなで『仮面ライダー』ですよ。きっかけは『電王』ですよ。
中村優一が出るから見る→話が面白い→電王最高→玩具欲しい→玩具最高!」と出演者そっちのけの今日この頃、
玩具コンプを目指そうとモガくあまり「自分が持っていないデネブの限定装着変身ヤフオクで発見したけど、
あまりに高額で手が出せなくて口びる噛み締め大暴れする」という悪夢に魘されたほど。ひー。びょうきじゃーん。
ちゅーか『電王』は関連グッズ出しすぎやろ。「嬉しい悲鳴」だったのが最近は「ただの悲鳴」やわ。
関連本も何冊出すねん!誌上限定販売とか、CDを全部買った後にコンプリートBOX発売とか勘弁して!マジ金ねー。
アカンのじゃ。あたしゃ「これ!」っていうのを見つけてハマると、顔かたちが変形するほどハマる性質なのじゃ。
ワシに自慢出来ることがひとつだけあるとするならば「鋼鉄のスーパーオタクバディ&ウルトラオタク脳」でしょうか。
他にあまり興味を示さなくなり、それ以外に手が回らなくなる。寝ず食べずの生活も平気だし元気。自慢にならんわ。
ちょっと!「・・・え〜、『仮面ライダー』ネタなんて興味ないわチッ・・・」なんて言うなかれ!とにかく面白いんやって。
しかも面白いだけじゃなく何が最高って「お!と!こ!て!ん!こ!も!り!(キッパリ)」。どうよこの絶妙な釣り餌は☆
ワシの場合は「オトコ→物語→玩具」と病状が進行するのが常ですが、元々ドラマや映画が好きだしオトコマエはもっと好き。
それらワシが愛してやまないもの全てが絶妙なパーフェクトハーモニーを奏でている世界、それが『仮面ライダー』なのである!
ってキサマ何を今更こんなとこで熱弁を振るっとんねんということで、
響鬼』の次に手を出したのが『龍騎』でございます。主演は須賀貴匡。こないだまで『ドリーム☆アゲイン』に出てたよね。
今までアッシん中では「よくチンピラホスト役をやってる色男」っていうイメージで。なんか企んでるキャラだわな。
でも『龍騎』の役はヒーローものの主人公っぽくて実にグー。明るく元気で正義感が強いっていう。爽やかロン毛は大歓迎。
個人的には「ヒーローは苦悩してナンボ!」なので、そういう意味でもエがったのう。
他には松田悟志涼平萩野崇高槻純、日向崇、弓削智久菊地謙三郎木村剛高野八誠、一條俊などなど、
「誰?」って感じですが、役者に対して余計な先入観がないほうが物語に集中できるってもんで。
脚本は『電王』と同じ小林靖子。だからかな、「色んなタイプのオトコを揃えてみたわよ選びなさいっ!」っていうか。
いやいや、むしろメインライダー2人を筆頭に「オトコとオトコの熱い物語に萌えなさいっ!」っていうか(笑)。
や、でもビックリでしたわ。まさか「己の欲望のためにライダー同士が戦う」だなんて。めちゃ斬新な設定。
中には「連続殺人犯」なんてキャラも。なんと殺人犯が仮面ライダーに変身でっせ。えらいこっちゃ。
しかもこの役をやってた萩野崇が!シビい〜っ!いわゆるエロシブ系。何それ。この人は声がむちゃくちゃいいのだ。
最後の最後まで全く改心する気配すらなかったのがこれまた良し。ライダーバトルかっこよす。
クライマックスにゃ本気で驚かされたし、今まで見た中では物語でいうと『龍騎』が一番好きかもしれん。
唯一の難点は女性キャストか。どの人も演技に難アリっていうか・・。まぁ途中から上手になっていかはったけどさ。
それに「恋人を目覚めさせるために戦う」設定の蓮の彼女がアレってよ。説得力なし。当時、問題にならなかったのか。
ほんでもってライダーデザインも今ひとつ気に入らず。仮面ライダーはちゃんと「目」があるほうが好きじゃ。
ま、ソフビは揃えたけどね。1体40円で。安い!ただし中古なのでソフビの裏には全て「たかし」と書かれてます(笑)。
そして今は「カードデッキ」を探す旅の途中。これむっさ欲しい。「玩具が売れた」というのが実によく分かるなぁ。
ほんで次は『カブト』。キタぜ、水嶋ヒロ!!!!!!どうなのこれ!天道総司サイコウ!!!!!!!(万歳)。
世間様から遅れること1年半以上、ようやく水嶋ヒロの魅力に気がつきました・・・ぽっ。いまさらー。
がおおお!カッコええええええええ〜〜〜〜!なんじゃこの神業キャスティング。
天の道を往き総てを司る最強のニートこと天道総司水嶋ヒロは「オレサマキャラ」が実によく似合う。
うっかり水嶋ヒロのコスプレショー。萌えプロモとしても水嶋ヒロの成長資料映像としても充分に見る価値あり。
それに「変身」「キャストオフ」「クロックアップ」など、一々低音エロボイスで囁かれた日にゃ惚れないわけにはいかねー。
この人はちょいとばかり変人役のほうがええんちゃうか。郵便局員役なんて言語道断ですよ(笑)。
しかも他にも佐藤祐基山本裕典加藤和樹まで出てるっていうんだからタマらんがな。
先日つい加藤和樹見たさにライブへ行ってもた。しかしドレイクさんの歌なんて全く知らんかったし微妙にツラ・・・(笑)。
事前に予習してから行けって話だが。うん、加藤和樹も『ホタルノヒカリ』で演じたマコト役より、
こういう一風変わった役のほうがビンゴかも。『カブト』で着てたような、あんな奇天烈なファッションが激似合うのも才能じゃ。
徳山秀典が出てくると画面がピリッと締まっていいな。心地良い緊張感を醸し出せるいい役者だ。個人的には影山がツボ。
あとね、『カブト』はライダーデザインも戦闘シーンもカッコええし変身後もワクワクなんだわ。
特に「クロックアップ」後が見応え抜群やて。これカッコ良かったなぁ。やっぱし分かりやすく強いヒーローっていいよね。
ベルトも欲しくて欲しくて。「1、2、3、ライダーキック!!!」がしたくてしたくて夜な夜な身体が疼くってもんですよ。
だけど『カブト』の玩具って今や高いんじゃトホホ。「キャストオフ」出来る装着変身もあるらしい。ほっし〜〜〜っ・・・。
仮面ライダー生誕35周年記念作品』だからか、天道が首にマフラー(ストール)を巻いてたり、
改造ネタとか昆虫モチーフとかライダーキックとか女性キャラが「岬」という名前等など、
色んな意味で原点回帰というか過去作品へのオマージュ的な意図もあったのかなぁなんて。
しかし!ストーリーがあまりにもトンデモなもんで途中であたしゃ怒り狂っちゃいましたよ。どないなっとんねん。
子供番組という事情もキャスト事情も玩具事情も分かる。が!それにしても!破綻しまくりで掟破りの連続っつーか。
矛盾しまくり、整合性なんて一切無視。辻褄の合わなさが流石に許容範囲を超えてもうたって。
「目的(落としどころ)のためなら手段(過程)を選ばない(無かったことにします)」展開にヤキモキ。
が、ブーブー言いつつも結局は最終巻で燃えに萌えに燃えさせてくれて見終わった後には・・まぁ大満足☆
ところどころ秀逸なエピソードがあったし、登場キャラの魅力で最後まで引っ張られた感じ。
今まで見た中では一番イライラさせられたけど(笑)、でも一番泣かされたし一番笑かされた。そして一番キャラに萌えた。
ま、良くも悪くも「大味」な作品かと。『カブト』のおかげで「脳内補完」という言葉を覚えられたからまぁいいか(笑)。
元旦に『カブト』を貸してくれた「いまさら水嶋ヒロ仲間」が家にきたんで2人で徹夜して「名シーン」を掻い摘んで見たんだけど、
何度見ても山本裕典演じる坊ちゃまがお亡くなりになるシーンは泣ける・・。今年こそ握手会に行きたい(関係なし)。
『カブト』の後、昭和ライダーを勉強しようと思い「自分へのクリスマスプレゼント(あいたたた・・・)」として、
「昭和の仮面ライダーDVDボックス」を買ってみた。これには『X』『アマゾン』『ストロンガー』の3作品が入ってるんだけど、
まずは1974年の作品である『アマゾン』に着手。さすがに映像もガビガビだし古い。
今見たらライダーがたった一人ってのが新鮮やな。でも『アマゾン』の喋り方にも中々慣れなかったし、
全編通しての伏線だの謎みたいなもんは全然ない1話完結タイプなので途中で何回も挫折しそうに。
ライダーデザインもなぁ・・・ダサいっつーかグロいっつーかエグいっつーか。バイクもちょっと面白いことになっちゃってるし。
まぁ74年の作品なので今見たら何から何まで違和感あるのは当たり前なんだろうけど、
んでも噛み付いたり引っかいたりする攻撃で敵をバラバラにしたりするんだわ。これには度肝を抜かれた。
だってこんなの今じゃ絶対に無理やろ。何から何まで一々グロくって、当時は子供達のトラウマ製造機やったんちゃうか(笑)。
次は『ストロンガー』を。これも古いし長いし伏線ないしオトコマエいないし(またか)で見るのにとても時間がかかったんですが、
途中から「昭和ライダーはこういうものだ」と開き直ると面白く見られたかな。
クライマックスはテンション上がった!だって昭和ライダーがワンサカでっせ!もーね、ウキャキャキャ♪ですよ。
見慣れてくると映像や特撮の粗さやショボさや着ぐるみ丸出しの怪人など気にならなくなったもんね。
ちゃんと「怖い」とか「痛い」と思う。んー、「戦う」ということは「痛い」もので、「敵キャラ」は「怖い」もんなんだよなぁ。そうあるべき。
他にも昭和ライダーを見ながら「仮面ライダーとは何か」「ヒーローとはどうあるべきか」なんてことをボンヤリ考えてみた。
そうそ!『ストロンガー』には驚いたことに(『龍騎』にも『響鬼』にもいたけど)女性ライダーが出てくるのな。
ライダーっていうか「電波人間タックル」っていうんだけど。・・・ちょ、電波人間て・・・(微笑)。
ほんでもってこのタックルさんが妙にエロい。ブルーフィルムとか日活ロマンポルノのような雰囲気のエロさ。
当時の子供達に「初めてのエロス」をほんのり感じさせるような演出盛りだくさんで、ちょいとばかりドキッ(笑)。
『ストロンガー』をようやく見終えたんでちょっと昭和ライダーはお休みして今度は平成ライダーの第一作目『クウガ』へ。
そう、さっきようやく見終えたんでございます。なので今日は久しぶりにブログの更新を・・・すんません。
ずっと立て続けに見てたんでパソコンを立ち上げるどころかインターネッツの世界からも遠ざかって生きてたんですが、
これは!と。これは全世界に訴えかけねば!と。だって『クウガ』めちゃくちゃ面白かったんだもん。おそっ。
皆様もうご存知ですわよね、『クウガ』役はあのオダギリジョーでございます。こ!!!!!れ!!!!!が!!!!!!!
め〜〜〜〜〜〜っちゃカッコええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!(発狂)。
↑おまえコレばっかしやんかと。結局そういうことが言いたいのかと。そんなもん目当てで見てんのかと。
ええ、何を言われてもどう思われてもかまいません。とにかく!オダギリジョーが素晴らしいのです!です!ですです!
そしてオダジョがライダーやってるのが、ものっそ得した気がするしそれだけでも感動。
「みんなに笑顔でいて欲しいから・・・見ててください、俺の変身!」ってカッコ良すぎだろ。めっちゃヒーローやんけ。
そうやな、仮面ライダーは「自分は何故ライダーとして戦うか」という理由や目的が明確にある方が見てて燃えるなあ。
オダジョ若い。当たり前、ミレニアムの作品だし。おぼこいオダジョがどんどん垢抜けていく様がタマらんのう。
「なんか、どこか顔が違うな?」と思ったら、たぶんオダジョはこの後に歯を変えたのかも。
あぁオダジョ様!つい先日の結婚報道を受けて「ふんっ。普段の言動や様相はアバンギャルドな芸風を気取ってるくせして、
結局は若くて美人が好きなんかい女の好みはベタやなケッ!」なんて悪態をついてしまい申し訳ございません。
メス豚はこういうことを言うのがライフワークな悲しい生き物なのだと思って許してください。土下座。
そしてもういっちょ。ま、まさか・・・まさか!葛山信吾が実はこんなにもカッコ良かっただなんて!(ジーン)。
五代も一条もキャラ設定からしていいのだ。うん、登場キャラみんな良かった。ちびっ子との絡みがあるのも仮面ライダーぽい。
でも昭和ライダーの後に見たら、これやたらとリアルだな。ゴールデンでやってる刑事ドラマみたい。金かかってんな。
脚本もよく出来てて、とにかく面白い。アクションシーンも多いうえにバイクアクションまであるのも面白いがな。
警察がからむのと、「働いてないのは変(天道以外)」からかライダーが普段飲食店で働いているのも平成ライダーの特徴か。
これスーツアクターさんは高岩さんじゃないよね。誰なんやろか。クウガがとてもスレンダーなんだわ。
アッシはヒーローがピンチになるとむしろ燃えるクチなんで、こういうところもとてもドラマチックで良かったです。
首を切られたり、ちゃんと血が出たりするところも、とにかく痛そうだしおどろおどろしくて怖いしイイねぇ。
見るまでは平成ライダー1作目ってことでもっと派手なのを期待してました。
確かに空撮なんてしちゃったりして派手な画面作りはしているんだけど内容は実にオーソドックスで、
ヒーロー像もヒーローが抱く信念や作り手のメッセージなんかも非常にシンプル。胸にじんわり響くほっこり作品やな。
しかもちゃんと燃えた。そして萌えた(笑)。玩具欲はさほどそそられなかったけど(助かった・・)、ほんま面白かったなぁ。
他にもまだまだ見てない『仮面ライダー』があるかと思うと笑いが止まらん。次は何を見ようか。ウシシ楽しみじゃ。
せやけどハマるきっかけとなった『電王』が今度の日曜でとうとう最終回を迎えてしまうのであります。バタリ。
ここまでハマったら最終回直後にゃショックで息絶えてしまうんじゃないかと今からとても不安だったりもしますが、
次もまた面白そうだってんだから困ったもんだ。『キバ』は久しぶりのシリアス路線っぽいしさ、暗くて怖いの希望!
ライダーデザインも渋くて好み。ということで、こんなところまで読んでくださった方なら絶対に視聴決定だと思いますが、
仮面ライダーキバ』は1月27日の朝8時スタート!ウェイクアップ!追伸、吾輩は武田くんにハマりそうな予感☆