映画『人のセックスを笑うな』『ラスト、コーション』など6本

映画の感想を貯めこんでたのでここらで一気に6本分UP。
簡単にしか書いてないのであまり面白い感想文でも役に立つ感想文でもないです、申し訳ない。


映画『エリザベス:ゴールデンエイジ』
ケイト・ブランシェットの枯れっぷりたるや!名演だな〜。
平日の昼間、しかも大きな劇場なのに8割入り。いい感じに当たってます。
女性ってこういう映画好きよね。かくいうアテクシも好き。だってあの当時の王室の衣装やヘアメイクやセットやetc・・。
ストーリーはさておき煌びやかでウットリしちゃうもん。ドレスも首の周りが実写版フランシスコ・ザビエルでわろた。
“女王”をメインにもってきて“彼女ならではの孤独を描く”ってのも「またかよ!」な感じだったんですが、まぁそこそこ楽しめた。
もちろん今日もクライヴ・オーウェン宇梶剛士でした。これ書いたのアタシで何万人目だろうか。


映画『団塊ボーイズ
ド平日の朝10時の回に行ったのに8割入り!なんだこりゃ、ガチで当たっとるやんけ。
「なんちゅうダッセぇ邦題や・・・」と涙したタイトルがヒットに繋がったのか、
ワシが入った回のお客さんのほとんどがまさに団塊の世代の方々かも!?
ダサかろうがクサかろうが映画のタイトルは分かりやすいのが一番ってことか。
とにかく皆さん、よく笑ってた。だから釣られてワシも笑った。声を出してウハハと笑った。
たくさんの人たちと同じ時に同じ場所で声を出して笑うのって楽しい。わははは。劇場で見る映画ってLIVEじゃ。
モーホー警官のくだりとかバカバカしくていいねえ。もっかい頑張るオヤジ物語ってのも好感度大。
しかし映画館を出て数分後にはどういう内容かちょっと忘れてる・・・そんな映画でした。ま、大衆娯楽作ってことで。


映画『プルミエール 私たちの出産』
国も人種も違う10人の女性の出産ドキュメント。ふっはー、出産は神秘とはよう言うたもんだ。
某おねえさんももっと前にこの映画を見てたら口が裂けても「35過ぎたら羊水が腐る」なんて言わんかったろうに(笑)。
そんなこんなで腐っても女な私ですので実に興味深くフムフムと最後まで。でも周りは結構寝てたのでオススメはしません。
ちなみに毛どころかマ×コまで映ってましたけど、よほどのツワノモでないと反応できないのでは。


映画『ラスト、コーション
映画らしい映画を見た。これはイイ。衣装、ヘアメイク、音楽、セットなどなど気合の入り方がハンパねぇ。
女スパイが目的のため男に近づく。そしていつしか2人の間に本当の愛が芽生え・・・っていう、
スパイものにありがちなストーリーなんですけど(わしゃ真っ先に『ブラック・ブック』を思い出したよ)、
なんでオメぇらはいっつもお約束通り任務を放棄して簡単に惚れちゃうんじゃボケぇ・・・つっても、
彼らだけが抱える痛みや悲しみ、そのうえ美男美女同士なんだから仕方ない。特に!男がトニー・レオンだったらねぇ〜。
老けたなトニー・レオンだが、それがいい。いっちゃん最初にセクスる時の暴れん坊将軍っぷりってば!あらイヤん☆
話題のセックスシーンは「豪快!」の一言。初めて見る体位のオンパレードで、あそこまでだと逆にヤらしくないな。
セックス世界選手権で金メダルを狙うダブルス登場。アクロバティックすぎるっつーの、キダムかよ。
思わず笑っちゃいそうになったので「人のセックスを笑うな!」と怒られたらどうしようかと。
ちなみにトニー・レオンが我が身かわいさに猛ダッシュで車に飛び乗るシーンもちょっと笑えた。
タン・ウエイちゃん可愛かったなぁ。あの体、どエロにもほどがあるでしょ。肉感的でブニってるのがなんともエロい。
しかも腋毛わっさ〜。同性なのに色んなものが勃ちそうになったわ。あまりにも、なので所々ボカシ入ってましたで。
もちろん海外ではノーカット。見ながら思ったね、「これズン様だったら海外まで行ってるわ〜」。変態ですけど何か。
見所はセックスシーンだけじゃない。どの観点から見ても見応え抜群の切ない物語。評判いい理由も納得ですね。
そしてワン・リーホン和泉元彌でした。これ書いたのアタシで何万人目だろうか。


映画『いつか眠りにつくまで』
今まさに命のともし火が消えかかってる女性と、既に命を育んでる女性と新たに命を授かったのに迷ってる女性と。
しょっぱなからものっそ死亡フラグ立ってるキャラがマンマと死んで、そのせいで愛し合う2人は・・。
でも“人生に過ちなんてない”。とにかく所々胸に染みる台詞がね。女優さんも皆さんとてもよろしいです。
派手さはないしどこがどう面白いわけでもないけど、ワシはこういう映画は好き。


映画『人のセックスを笑うな
永作博美松山ケンイチがどんなオモシロ体位で笑わせてくれる映画かと思ったら全然。
つまらんかったわ、とにかく退屈。欠伸が何回も出たよ。こんなの家でDVDで見てたら絶対に途中で何回も寝るって。
でもタイトルに「セックス」って入ってると普段映画を見ない人の興味をもソソるのか、
平日の昼なのに結構入ってて驚き。んー、そこまで客が入る内容でもないよー?←渾身の駄洒落DEATH☆
永作もマツケンも可愛いの。とにかく長回し命。「あれ?これノンフィクション?」てぐらい、
登場人物の佇まいも掛け合いもリアル。出演者の方々の演技はスンばらすぃ。「演技・・だよね?」ってぐらいの。
でもキャラ造形もストーリー展開もありきりだし、これなら楽曲プロモでやれば?って感じ。
何年か前の単館系邦画でよくこういうの見た気がするけど、最近はお目にかからなかったのでそういう意味では新鮮だったかな。
あんま好きな映画じゃないけど監督は人物を描くのはお得意と見た。出演者のファンなら是非モノですよ。