最近見た映画6本『そして春風にささやいて』など・・うううう。

映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤
もーーーっ、・・私ら日本人はいっぱい見てますやん。ファンタジー大作ってようけ日本に入ってくるしヒットするから余計にね。
この程度の映画でよくぞいまさら日本で公開しようと思ったなぁナメてんのかと。
他で喋ったから言う気も起こらんわ、ただ面白くなかった。これ1作目らしい。そうですか、では2作目以降はスルーします。


映画『タクミくんシリーズ そして春風にささやいて
「名護さんが出てるらしいよ!」「うっそー、じゃぁ見に行こうよキャハ!」なんて軽いノリで、
仮面ライダーキバ』友達を誘い3人挙って見に行ってきました。ちなみに主演の柳下大くんはD-BOYSだよ!やったね!
・・・やってもた・・・。見てる最中に自己嫌悪。軽いノリでボーイズラブいわゆるBL映画なんて見に行くもんじゃありません。
「映画としてどうこう」以前に全編サブいわカユいわ、、、常人の神経じゃとても乗り切れない産業廃棄物が目の前に。
この映画“らしきもの”は1700円でした。通常の映画より100円安い。いわゆる“良心の呵責”からでしょうか(笑)。
オトコから告白されたオトコが「ドキッ突然言われても〜」「なんであんな優秀な人間がボクのことを!?」。
いやいや、悩むのはそこじゃないやろ。「あれれ?僕オトコやし君もオトコですやん?!(ガビーン)」ちゃうんかい普通。
この手の世界ではオトコがオトコに猪突猛進するのが大前提なんですね。初めて知りましたアハハ・・。
や、別に『ブロークバック・マウンテン』みたいな映画が見られるとはハナから思ってませんよ。
しかしだ!それにしても!登場キャラに1ミクロンの感情移入も出来ぬまま、壮絶な大根の安売りを展開されてもだね・・。
キツいのう。特に名護さん@加藤慶佑がキツいんじゃ。あれ何よ。でもご本人様的にはあれでも一生懸命に演ったんだろう。
だからこそ、そこが悲しい。あんな完璧なルックスであんな超壁なスタイル(猫背だけど)で、なのに超絶に棒。残念野郎。
残念にもホドがあるガッカリ王子。無駄にビジュアルがよろしいもんだから悲壮感は計り知れないですよ。
1人で行ってたらスクリーンにゲロぶつけてまっせ。だけど3人で行ったから笑えた。これぞ「ストックホルム症候群」(笑)。
タオルで口を抑えて声を出さないよう必死じゃ。ブッフォーーっ、ありえない!ぎゃはは何じゃこの展開!
カレーCGなんて逆に新鮮なぐらいの出来。映画であのレベルは滅多にお目にかかれないよ。ごち。
タクミくん(柳下大)が「姫」で、色んなオトコが姫を取り合うの。しっかし冴えない姫だなー。あれでいいのか。
「俺の気持ち分かってんのか」って加藤慶佑に言われても分からんし。棒過ぎて何も伝わらないので苦肉の策か、
“スポーツ実況キャラ”的な意味合いで滝口幸広が登場。そして「足音も立てずぞっと近づき背後から状況説明」っていう。
「今こいつはこう思ってて〜」「現状はこういう具合でして〜」なんて一々事細かに説明を。ありがとう(心込めずに)。
横恋慕キャラの斎藤ヤスカもD-BOYS牧田も実に哀れで、ここまで来ると出演したこと自体を評価したい。
柳下を取り合い加藤と牧田が「持久走で勝負だ!」にゃ、さすがに抑えてたタオルもブッ飛んでったわ。持久走てよ。
しかも何メートルか教えてくれないまま校庭のトラックを走ってました。あはは。笑えるなら何でもどうでもいいです。
そして勝った加藤と柳下が愛を確かめ合うベットシーン。これは笑えない。可哀相。どんだけ可哀相なんだキミたちは。
最初「牧田の役ひでぇな」と思ったけど、まだマシ。こんな風に刻々と黒歴史を刻まれるのは勘弁してくれっての。
彼らの事務所は彼らをメジャーにする気ないのか。後々彼らの活躍の足を引っ張るに違いないのになぁ。はぁ〜。
ラストで一気にテンションダウン。笑えなくなったうえに「名護さんカッコいいからちょっと好き」とか言ってた友人も、
上映終了後には「・・・キライになったわ・・」なんて。「あいつって、なんでいっつもポケットに手をつっこんでるの?」と、
さして正解を知りたくもないだろう疑問を投げかけてきて、「そうだねぇ確かにねぇ」なんて適当に答えたワシ。
もちろん謝った。「こんなのがあるって知って誘ってごめんね!」と。平謝りでしたわ。なんだこりゃ。
〜とまぁ文句を書き散らしましたけど、でもそこまで怒ってないです。だってこの程度だと覚悟してたしね。
「今日は九条にご飯を食べに来たんだよね?」「そうそう!」「ついでに映画を見ちゃったんだよ!」と言い訳しつつ。
でも今現在邦画を担ってる監督の何人かがポルノ出身なのは有名でしょ。だから密かに期待してた部分もあったのな。
「うわっ!こんなところにこんな原石見つけたぜイェイ!」っていう。映画好きならこういう青田買い大好きじゃん。
んでもなー、申し訳ないがこの映画の監督はダメっすねえ。才能ないのかヤル気がないのか何から何まで中途半端。
どうせやるならガッツリやれ。BLだからこそ出来ることもあるだろうし、ラブストーリーかエロかどっちだ?!
やるならとことんやれよ。ラブシーンも公衆便所で立ちバックぐらいのハード映像で度肝抜かせてくれよ。
何から何までただひたすらヌルいわ、どこもかしこも中途半端。微妙にヒカすな!どうせならドン退きさせろや!
綺麗なボーイズラブをやるならやるで徹底しろ。テーマ抜きにしても酷い。仕事って総じて嫌々やるものでもないと思うぞ。
この作品の熱烈なファンに「悪口書きやがって!きさまぁ殺すぞぉ!」と脅されても謝るつもりもない。
むしろ可哀相なぐらい。「・・・もっといい映画あるよ・・・」としか言えないわ。ところでBL実写映画って需要あるんか?
あるから上映してるんだろうけど。そして次にちゃんなかがやるのもBL。うふふ。免疫できたわ・・・(遠い目)。
せやけど初めて行ったよ『シネ・ヌーヴォ』。“ヌーヴォ”だけあって出来た当初はこんなハズじゃなかったんだろう。
「マイナーなフランス映画の佳作を世間様に!」なんて志も高かったのかも。でも人が入らない。じゃぁ仕方ないBLで・・・か。号泣。
ゆぅても平日の夜に9人も入ってたからな。これは最近の単館系邦画じゃプチヒットしてるほうだと認めざるを得ない。
こんなのがヒット。うええ。音響もアレでしたがスクリーンにも目ん玉飛び出ましたよ。映画館?いやいや、視聴覚室。
ちょっとした金持ちん家のTVでももっとデカいんちゃうってぐらいの。しかも29席しかない。えー。
そのうえワシらが上映の2時間前にチケット買いに行ったら整理番号が3、4、5番。負けたっ、他にも見たい人いたんや(笑)。
貴重な体験どうも。今後わしら3人は事あるごとに「タクミくんに比べたら〜」と呟き自分を慰めることでしょう。
追伸。ゴーイングアンダーグランドは自分らが提供した楽曲が使われてる映画を見たんだろうか。ちゃんと向き合うべきじゃ。
最後のカットアウトとか酷いから。いやいやそんな問題じゃない。よく使わせたなぁ。あいつら、ある意味ロックだね☆


映画『ブラブラバンバン
主人公は、音楽を聴いて気持ちよくなると欲情してHになる女子高生。ぬぉ?そりゃぁ一体?!
ま、確かに主演の安良城紅のバディはエロかった。しかし!こういう設定なんだからもうちょっと露出があってもいいのでは。
表情はエロかったし他の女の子たちも可愛かったけどねぇ・・。ストーリーも「あぁ、はいはい」っていう。
目当ての岡田将生は出演時間やビジュアル共に『天然〜』の比ではなかったし、柳下大なんてどこにいたのかさっぱり。
若葉竜也も激しくチョイ役だし、足立理も結構いい役演ってたけど、まぁさほど。ちなみにこの人ってもう引退したの?


映画『HITMAN』
「21世紀版レオン」との触れ込みでしたが、今回のレオンがただのケバビッチにしか見えずちっともノレませんでした。
何から何まで既視感たっぷりだし・・・まぁこういうのがお好きな方なら。よくある「ハゲ強い系」の映画。


映画『ジャンパー』
うっひょぉ!やっぱヘイデン・クリステンセンかっこいいいいいいい!何時でも何処でもジャンプで瞬間移動、羨ましいっ!
世界の名所一挙公開でワクワク!あらまっ、日本でもロケしてたのねぇって渋谷から銀座近っ!(笑)。
とにかくジャンプ映像いいねぇ!もっといいのはヘイデン・クリステンセンだけどっ!くっはぁ、かっこいいわぁ!
時間も短いから見易いしストーリーも分かりやすくていいよNE☆・・・以上、見所はそんなもんかな。
結局おめぇだけお咎めなしかよ金返さへんのかいとかアンナソフィア・ロブちゃんが大きくなったらアレは無いわ等など
諸々気になる木でしたけど、まぁヘイデン・クリステンセンを見に行く分には満足。そういう映画。


映画『菅井君と家族石 THE MOVIE』
ちょうどいい時間に見られるのがこれしかなかったから仕方なく。そしたら面白かったなあ。
こういうシニカルな笑いって好き。邦画の現状もネタにしてたりして何度かウヘヘと笑った。
私以外にも終始場内はクスクス笑いが起きてましたよ。まぁでも大爆笑するタイプの映画じゃないし、
映像に見応えがある大スペクタクル系のアニメでもないのでレンタルでええんちゃうかな。