映画『カメレオン』

映画『カメレオン』〜おめぇら、藤原竜也ってどうよ?〜


ども、お久しぶりっす。「イベント前だし、おさらいしなきゃ!」と、このところ再び仮面ライダーばっかり見てました。
遅ればせながら23日のトークライブに来てくださった方々に御礼申し上げまする。
ホントどうもありがとうございました。めたくそ楽しかったです。
人前で「カブト22話のガタック初変身&まことくんワームの物語がいかに泣けるか」を熱く語ることが出来て幸せ(笑)。
しかし目標30人だったのに舞台に上がってみたら、めちゃ人おったしビックリ。ほんと楽しかったなぁ。
なるほど時代は仮面ライダーか。そして時代は藤原竜也です!!!(キッパリ)。←唐突だなおい。
うぉら待ってたぜ、久しぶりの藤原竜也主演作やっちゅーねん。しかも藤原竜也×阪本順治やっちゅーねん。
「危険な顔が覗くクールでミステリアスな新たなるヒーローが正体不明の組織に追われ、
スタイリッシュで壮絶なクライマックスに痺れる、究極のクライムアクション、ここに誕生!」。
って、そんなことどうでもいい。ストーリー展開的に言えば新鮮味はないし、色々と甘いところもたくさんあった。
でもさ、そんなことどうでもいい。とにかく藤原竜也。ファーストカットもいいっちゃぁいいんだけど、
シーン変わってすぐのタキシードを着た藤原竜也の横顔アップ。この横顔。そう、横顔。この映画はこれや。
「貴様、どんだけタメ息漏れさせたら気が済むんじゃーーーーーいッ!(汁)」ってぐらい美しいんじゃ・・・。
どんだけ睫毛が剛毛なんじゃ!ブワッサバサやないか!しかも鼻筋・・・ヒーーーーッ!!!
眉間からツーーーーッッッと、どこまで滑らせたら気が済むんじゃい!ツツツーッ、まさに「すべる話」。
うひょぉ綺麗。無条件でこの形状は美しい。そのうえ彼は「眼球で演技をする」みたいな役者だからもう大変。
いっぱい見せてくれるの。しかも横顔で。そうねぇ、何が心臓バクバクするって藤原竜也がタバコを吸うシーン。
タバコを吸うシーンがカッコいい。これは今時ダメだ。未成年が真似したらどーすんの。でもね、むしろ真似しない。
だって、「ここまでカッコよく吸えないとタバコを口にしてはいけないんだ!」と思わされるから。
自分にはタバコを吸う資格はないと思うべき。それぐらい、タバコを吸う藤原竜也がカッコええんじゃ。
マッチ箱からマッチを3本ほど取り出し一気に擦る。ブワォっと炎が上がる。タバコに火を付けるには充分すぎる炎の大きさ。
その炎が鮮やかに、藤原竜也の丹精な横顔を照らす。そして咥えたタバコに火をつけ、一服。これだけで、成立してる。
これだけで映画の印象的なワンシーンになる。それが藤原竜也。もちろんこれだけでなく藤原竜也の当たり役。
細身の黒パンで、カメレオンの如く表情のみならず七変化、七面八臂の大活躍でございまして。アクションすげーの。
“プロ”の役だし身のこなしが洗練されてないと話にならんのだが、その点はもうね・・・ウハハ☆
しかも1シーンをかなり長く回しててさ、ええ、貴女たちも堪能したらいいんじゃないかしら。ま、でも男向けか。
この手の映画が好きな男性ならバッチシでしょう。予想以上に動けてたし動いてた。カッコいいんだ。もうね、カッコいいの。
東映だけあって『電王』で何度か見た撮影場所(笑)でのカーアクションも見もの。とにかくザッツ☆東映なの。
なんとも懐かしい画面。こういう雰囲気の映画は好っきゃわ。この手の映画は最近なかったし嬉しい。
男むさ〜〜い映画。しかも『クローズZERO』ほどのナウ(笑)でスタイリッシュな要素もなくて、“古い”。
どっちも好きだけど『クローズZERO』を“新しい”とするなら、『カメレオン』は“古い”のだ。
古き良き任侠モノっていう空気。そしてこの落とし方、いかにも阪本順治って感じだなぁ。いいねぇ好きだなぁ。
塩谷瞬もカッコいいんだよ。顔が痩せた?ビジュいいね。そしてこの手の映画には欠かせない波岡一喜が(笑)。
「永遠のカメラマン役」かと思ってた豊原功補もドス黒くて最高なの。オトコが活き活きとカッチョ良い映画ってのはいい。
それだけで無条件で褒め称えたくなっちゃう。だってこのブログは『おとこ日記』なんだもん(笑)。
そうなんだ、『おとこ日記』なんだよ・・。だから早く、じっくり10万字感想を書きたいです、映画『DIVE!!』の・・・(ニヤ)。