『PureBOYS/7Dummy’s Blues』

「ドラマ『四つの嘘』の家庭教師役の男の子って何ボ?もしくは何ミュ?それとも何マン?」。
Jフレンズ(意味違い)にこう聞かれた時、思わず膝を打ったね。なんと的確な質問か。
「この俳優知らんなぁ誰だろ。でも私が知らんってことはジャニーズじゃないしぃ、ってことは、どうせこの中のどれかに決まってる!」。
確信してこう聞いたんでしょうね。いやぁ実にいいトコついてます。
最近ホントよく目にするもん、「○○BOYS」「○○ミュージカル出身」「特撮ヒーロー作品出身」の俳優。
今日びの若手俳優はジャニーズじゃなけりゃこの中のどれかに当たる確立(なんだったら全部カブってる俳優も)が非常に高い。
ってことで今日は、このところ我輩が目にした「ボ」について簡単に言及させていただきたい所存。
あくまでも簡単にね。「最近色々いるし複雑で分からん!」と嘆くJフレ向けだと思っていただければ。
さぁ!よいこのみんなは今すぐプリントアウトしてここから下を切り抜いて財布に入れて持ち歩いたらいいんだぜ!
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『日本3大“ボ”を押さえときゃ安心だぜ'08夏』


■ディーボhttp://www.d-boys.com/index.htmlワタナベエンターテインメント所属の若手俳優集団・D-BOYSの略。
テニミュと特撮出身がとても多い。元々、城田優もココ。『ROOKIES』で「にゃー」言うてた五十嵐も。
他、『恋空』『仮面ライダーキバ』主演の瀬戸、『打撃天使ルリ』遠藤、
太陽と海の教室』で毎週一言だけ台詞がある中村優一など。目を凝らすとたまに昼ドラや映画にも潜んでます。今は全部で18人。


■ピュアボhttp://www.pureboys.jp/→所属プロダクションはそれぞれ違うものの、
グループ全体はケイダッシュ仕切りの若手俳優集団・PureBOYSの略。
「歌って踊ってCDリリース」って色んな意味でちょっと驚きなんだけど、そこは業界最大手ケイダッシュならではですかねぇ。
元『わかば』弟で、今『四つの嘘』家庭教師役の崎本大海はココ。
明石家さんちゃんねる』合コン企画でプチブレイク(?)した「王子」こと八神蓮など。
メンバーチェンジしながらも7人という固定人数でやってきたが、この舞台をもって武田が卒業したので今は6人に。


■バドボ→関西ジャニーズJrのB.A.DとBOYSという2つのユニットを合体させた総称の略。
「バドボて!関ジュ担しか略してねーよ」って噂も。ちなみにB.A.Dの二人は第三シリーズの『ごくせん』メイン生徒役で出てました。
バドボは全部で6人。ま、最近は色々と怪しい感じですが。
しかし関ジュ全部で何人いるかってのはさすがのワシにも分からん。たぶん100弱ぐらいは。見るたびに増殖してます。


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以上、皆さんはどの“ボ”がお好きですか?(ニッコリ)。
「バドボは無理矢理やろ!」な感じですけど、まぁ知られないよりは知っていただいた方が、ってことで「ボ組」に追加してみた。
ちなみにDボもピュアボも『花ざかりの君たちへ』『ごくせん』など、男の子を大量に必要とする作品によくブチ込まれてます。
そして双方とも「新しい仕事が決まりました!」と告知されるたびに「BLだったらどうしよう・・・」とガクブルするのもお約束。
私は“ボ”には目がない雑食系のヲタですのでどれもこれも大好物っちゃぁ大好物なんですけど、
今回見に行ってきたのは「ピュアボ」こと「PureBOYS」。特に誰がお気に入りって武田。今日でピュアボを卒業した武田航平
「体操銀メダリストでブラックサンダーが好きな内村航平くんと同じ航平」ってことで覚えてくださいね。えー。
こいつぁ今『仮面ライダーキバ』で音也役を演っておりまして、まぁ、恥ずかしながら『キバ』ハマりなんですけども、
いや〜、もうねぇ〜、めっちゃくちゃ顔が好き。あの顔タマらん!なんちゅーイヤらしい顔なんだ!エロいっすわマジで!
特に口がヤラしいの何の。口唇がボテってしてて口角が常に下がってるブルドック顔。なのに笑うとニュッと口角が上がるし、
何かとデカい口がパカーッ。んー、説明ムズい。理屈じゃないんだノーリーズン。とにかく超絶好みの奥田民生系・犬顔家の一族。
「武田かっこええわぁ〜!(ポワ〜ン)」。いつもの癖でグッズ収集を開始。まず買ったのはCD『PureBOYS/乾杯ジュテーム』。
・・・。何故タイトルの時点で気がつかなかったのだろうか・・・。危険な香りム〜ン。恋って怖いねトキメキって盲目よね。
「♪(チャ〜〜ラララ〜〜)乾杯!(チャ〜〜ラララ〜〜)乾杯!(チャ〜〜ラララ〜〜)ジュテーム!ジュテーム!」。ぽかーん。
な、なんでしょうか・・・この時代錯誤も甚だしい安いサウンド。確かに『乾杯ジュテーム』やけども!タイトル連呼て!
「♪は!だ!か!見てくれ!す!べ!て!見てくれ!は!だ!か!見てくれ!愛があんなら大丈夫ベイベー!」。プチッ。止めた。
CDを買って死にたくなったのは初めてである。なんだこれ。なんでこんなの買っちゃったんでしょうか。とめろよAmazon
そしてPVのダンスがもう!ジャニーズJrのオーディション風景かと。ありえんわ、このレベル。これでプロって斬新すぎだろ。
「がんばってるからイイ!」とかそういう問題ではない。「♪愛があんなら大丈夫」って、なかったわ。大丈夫ちゃうかったもんな。
またも「こんなもんが家にあるせいでウッカリ事故なんかで死ねないグッズ」が増えた・・。健康バンザイ。
まぁ歌はアレなので今度はインタビュー記事を漁る日々で。・・・。うーん。・・・。これがだな、また更にキビしいっていう話で。
ものっそ分かりやすく「香ばしいキャラ」なんだよね。「ツーン&モゲッ」ってぐらい武田のキャラが香ばしくてギブ。
『キバ』製作発表での「オレ主役宣言」とかひっくり返った。ゆぅとくけど主役は瀬戸じゃ。ま、確かに貴様は過去編の主役やけども。
他にも「音也はオレの宛て書きですか?」と天下(?)の井上敏樹に尋ねるなど、「ずうずうしいなキミ!」連発。
「今は修行だと思って、敢えてアイドル家業をやっちゃってます感」にもウエ〜。更に「○○なオレかっこいい感」が凄い。中2病満開。
今回の舞台は「PureBOYSドーム3万人公演(←この設定に一番ワロた)の前日にホンモノのPureBOYSがさらわれてしまいマァ大変!
代わりにPureBOYSの偽者が登場」っていう。世間様的にどれが本物か誰も知らんのにホンモノも偽者もねーだろ・・・(コソッ)。
まぁそれはさておき。スポーツ紙の「実際にダミーがいたら?」という問いに武田は、
「ダミーに仕事をさせてデートしたい。20歳過ぎの男だし、いいことしたいじゃないですか」。でたー。恋愛ネタ出来るオレかっこいいー。
かと思ったらパンフには、「ダミーでも好きなことに生きればイー。何かを『やらせる』なんて表現が可哀相」。おま!!!!!!(呆)。
でたー。ダミーにまで配慮できるオレかっこいいー。「ダミーがいたら1対1でバスケしたい☆」とか答えてる他の子の立場は。
他にもここ数ヶ月ウォッチしただけで「武田香ばしい伝説」の羅列は止まらず。あれだ。武田はきっと元々香ばしいキャラの男なんだろう。
「男なのにさぁ、好きな女ひとり守れなくてどうするよ?」とか、このご時世に平気で言っちゃうタイプなんだろうね。
それだけならいいのに、更に武田は今“音也”に憑りつかれてるんだろうなぁ。なんとなく、そんな気がする。
ワシは『キバ』好きだしさぁ、そこまで自分の役に性根込めてやってくれてるのは有難いけど、アンタこの先大丈夫かいなと心配になる。
そうです。心配なのです。日々「おい!」とか「待ったれや!」とか「うわぁドンビキ〜」とか色々ツッコんでるんですけど、
そんな武田が超ツボなんですウヘヘ。ツボっていうか、面白くて面白くてタマんない☆なのです。目が離せない。夢中なんです。
ウォチり甲斐のあるヤツ久しぶり。今んとこワシん中で「ぎゃっはー!またこんなこと言ってるプー!」の最高峰。ホンマおもろ。
そしてそんなこんな言いつつ武田だけでなく私自身も音也に憑りつかれてる一人なのかも。やー、だって音也サイコウなんだもん☆
ちなみに舞台自体はこれまた「愛があんなら大丈夫」大前提で作ってあって、ひっじょーーーにキビすいーーーーー!!!(悲鳴)。
ピュアボ舞台は若手俳優集団ながら、同じく若手俳優集団のDボ舞台とは意趣が全く違っていました。
Dステはむしろ「プロモーション重視、業界お偉いさん向けでヲタは二の次」な出来でしたけど、こちらは完全にヲタ向け。
ピュアボ自体を愛してないと楽しめない。リピーターも多かったようだし、よく受けてたのでファンの方々は面白かったんでしょう。
でもワシみたいな一元さんにはサッパリで。「○○クンが床に転がってるシーン」で爆笑が巻き起こってたけどさ。なんでや。
それぞれが一人づつ出てきて心の闇を打ち明けるシーンなんてナゲーしツマんねーし使い古された昭和ネタ多数だしキツー。
ヲタ向けにしちゃ、しょっぱなから不親切。ステージ上にピュアボメン1人と水谷あつしさんしかいない状態が延々と。
ツマんねーんだから、せめてメンバー全員いろ。喋らなくてもいいからステージ上に置物としておいとけやコラ。
1時間半過ぎから「コンサートを成功させるためにレッスン開始」みたいな、アドリブっぽいコーナーが始まったのでまだ正気を取り戻したが、
これらも全て、残念ながら「○○クンがあんなことをしたから面白い」の域を出ておらず。好きじゃないと笑えない。
「みんなで江頭2:50の物真似をやれ!」のクダリなんて、「え!今更?今ってちょっとしたお笑いブームなんだからもっと他あるやろ!」と。
誰が書いてんだか知らんが『スチュワーデス物語』のパロ諸々、一々古いんだよな。チッ。こりゃ作家の責任大でしょ。
正直、「ピュアボってちゃんとアイドルなんだねーそして私ってアウェイなのかなガッカリぃー」な出来でした。まぁ別にいいけど。
しかしながら!ラストのショータイム(・・・)はテンション上がった!マジで『乾杯ジュテーム』が超カッコよくてさぁ!(キッパリ)。
いやいや、ホントめちゃくちゃカッコいいんだよ。ナマの威力は凄い。もー、めっちゃくちゃキュンキュンでした。
あんな歌であんなダンスなのにスキトキメキトキス。久しぶり(って3日に1回ぐらいだけど)にキャーと。・・・終わったな自分・・・(笑)。
せやけど武田目当てで行ったのに他メンも中々グッドルッキングでご満悦。メガネもフランケンみたいな奴もそこそこ見られたし、
南圭介とか馬場徹とか八神蓮とかフツーにカッコいいなぁと。『四つの嘘』@崎本も、さすがさすがでキラキラしてましたし。
ほんで武田。衣装のせいもあるんだろうけど、背ぇ低いし頭デカいし足短いし着ぐるみみたいでスタイルも何もあったもんじゃなかった。
でも顔が!やっぱ顔好っきゃわ〜。顔はいいんだ顔は。めちゃくちゃ顔がいい。顔ラブ。あの顔をどこかにスゲ変えたい。
そして一番面白かったのがラストの「武田卒業式(ってほどじゃないけど)」でした。馬場くんボロ泣きで。うわー。可愛いなあ。
「(武田から)メールもらったんですよ、『早く上までのぼって来い』って。だから早く一緒に仕事できるよう頑張ります!」。
・・・。え?(ポカーン)。う、う、う、上まで?それって、武田は今どこにいる設定なんでしょうか(笑)。
たぶん馬場くんは「武田ちょっとイイ話エピソード」として言ったんだと思うんだけど、「武田が上って!ぷ!」みたいな(笑)。
そしてそこから他ピュアボメンも一斉に「武田くんみたいに上に行けるように頑張るッス!」みたいなノリになって。
ほんでもって武田もまんざらでもなく「おめーら早くオレがいる上に来いよ待ってるぜ!」みたいな空気に。何じゃそりゃ。
メンバーの卒業公演でこんなあからさまなの初めて見た(笑)。もっとさぁ、嘘でも「卒業寂しいぜ!」とかなるじゃん普通は。
なのに「早く上へ!」「ここではなく上へ!」「ここではないどこかへ!(by GLAY)」。・・・。あはは。ピュアボって何。
ワシは今日「上に這い上がるために今はPureBOYSという地獄でドロ水啜って頑張ります集団」をわざわざ新幹線に乗って見にきたんでしょうか。
こんな「メンバー卒業公演」は初めて見たわ。ざんしーん。正直なんですねPureBOYSって。応援しま〜す!(棒読み)。