映画『劇場版 さらば仮面ライダー電王/ファイナル・カウントダウン』

秋になってからめっきり大人しくしてたアテクシめ、一昨日久しぶりに朝まで飲み歩きまして。
まずは「メイド・ビアホール」へ。入るや否や「お帰りなさいませ、お嬢様〜!(にっこり)」。
いわゆるメイド喫茶のビアホール版。とにかくひっきりなしにメイドさんテニミュソングを歌いまくるという・・(笑)。
わろたわ、また行こうっと。ほんで久しぶりに「おかまバー」へ。ビックリ、お出迎えしてくれたポスターは上地雄輔
「えぇ?好きなんですか!?」と言うと、「大好きぃ!可愛いわよねぇ!キラキラしてるしキャラもいいわぁ!
掘られたいし掘りたいカラダも最高!!!(←ホンネ炸裂)」。・・・。すげー。上地すげー。
どうやらあっちの世界の人々にも大人気。「当たり前よぉ、オンナが好きなものはアタシたちも好きなのよ!一緒よ、一緒!」。
そうなのか。ちなみにJでは?と聞くと「山口達也!」と即答。ふええ。そういう風に答えるとは聞いてたけどさ。
「好きだしぃ、とりあえず言っとけみたいな。あれよ、オンナにとってのエビちゃんみたいなもんよ!」。えええ?!(笑)。
他にはJUMPが人気でしたのう。はい、オンナが好きなものは好きなんですねアタシも一緒(笑)。最近JUMPがメンコくて!
深夜にしょっちゅうプロモ見てるもん。どうしたいとかそういう対象ではもちろん無いんだけど見てて和むんだよね。可愛いよね。
ここにきてまさかのJUMP。『スクラップ・ティーチャー』がゲボりそうなほど楽しみ。ほんでもって「特撮バー」へ。
仮面ライダーを見て仮面ライダーの玩具をイジりながら仮面ライダーの話をしつつ酒が呑めるっていう天国みたいな店。
この日は『THE FIRST』と『タイ版・仮面ライダー』を見ながらグダグダと。めちゃくちゃ楽しい。仮面ライダーはやっぱ最高。
相変わらず仮面ライダーは大好き。今も密かにソフビやS.I.C、ちびボ、フィギュアーツや装着変身ガシャポン系は揃えてて。
でも箱を開けてアレコレする時間もないし面倒だしなー、最初っから出来上がってるやつ売ってくれーなんて元も子もないことを。
そういやさっき家に着いたら「ニュータイプ編集部」からネガ電王のソフビが届いてました。
しかも予想以上に丸っきり完全リペイントの代物。あはは。まぁでも持ってないより持ってたい性質なので我慢我慢。
なりきり系はイクサベルト以降はさほど。サガーク買おうかなぁ。どうしようかなぁ。キバなりきり玩具って買う前に悩む。
「なりたいかぁ?うーん、ならなくてもいいかなぁ・・」。なりたいのか貴様。出来れば(笑)。バーチャルも可ですけど(笑)。
松竹芸能にはありがたいことに仮面ライダー好きが何人かおりまして。アメザリ柳原。そしてオジンオズボーン篠宮。
たまに電話して「今いい?あのさ〜、今週のキバってさ〜」なんて。きっとむっさ大迷惑。わしゃ自分の後輩じゃなくて良かったホッ。
そんなある日、ちびっ子漫才コンビ@「まえだまえだ」と仕事で一緒になりまして。
帰りのバスで意気投合、延々と仮面ライダーの話を。「何が一番好き?」。「僕は旧1号が一番好き!」「僕はストロンガー!」。
平成生まれのくせに昭和ライダーヲタか(笑)。せやけどワシの携帯に入ってる画像や音声を見聞きして一々狂喜乱舞。
つい、口がスベって自慢モードに。「こないだキバと握手してんで!」「電王のサイン会も行ってん!」←それら全て、変身後。
でも「ええなぁ!」。だからこそ、ものっそドキワクで見てくれるしノリノリ。なんだったらジョイフルに行った写真までも(笑)。
「ジョイキッズかぁ〜(うっとり)」。何見せても何言うても賞賛の眼差し。「この人って凄い!」みたいな目で羨ましがってくれる。
誰にも一度も言ったことないし見せたことない“自分的、お宝”に共感してくれるだなんてこいつら最高!親友になれそう!
って、小4と小2のガキだったこと忘れてた・・。ところで学校にはいっぱい同士がいるんですか?
「もうおらんで、小4で仮面ライダー好きなやつなんておらへん。小2でも少ない。やっぱり小1までやわ」。・・・そうなんだ。
その後、久しぶりに甥っ子に遭遇。うーっ、可愛い。甥っ子かわいい。うちの甥っ子が世界で一番可愛い。と、全オバがそう思ってるはず。
ちなみにうちのは小5と3歳。「まっちゃんキターっ!」「お帰り!」。ふふっ。ワシは甥っ子に大人気なのだ。
「まっちゃん、早くお部屋に入らせてよ!」。そう、そういう理由で・・。2人とも仮面ライダーが大好き。だから、まっちゃんが大好き。
特に、まっちゃんのお部屋が大好き。だって玩具がいっぱいあるもん。入るや否やバイクだの電車だのなりきり玩具に夢中。
「この箱、何?」。前々から気になってたらしいコンセレベルトと指す。「これはな、電王のホンモノのベルトやで!(キッパリ)」。
ただの大人用ベルトを大げさに。すると「限定だよね?じゃぁ1億円ぐらいするの?」。そんなにしたら、まっちゃん買えません☆
ところで「なぁ、この子らの学校で仮面ライダーって流行ってるの?」と母親に聞くと、「ぷ。そんなもん誰も好きちゃうで。
映画に連れて行ってもらってあんだけ楽しんで見てたくせに、友達には見たことすら内緒みたいだし」。・・・そうなんだ。
ガキとは言えオスに生まれたからには惹かれる気持ちを抑えきれない仮面ライダー、でもいつまでも好きではいられない仮面ライダー
そう考えるとガキは可哀相だ。リアルタイムのようでリアルタイムじゃない。ガキはガキの世界のルールや流行のスタイルがある。
仮面ライダー?子供っぽくて卒業したオレ的に今は無理だわ〜」。これが今かっこいい小学生男子の姿。
だから「恥ずかしいけど、まだ仮面ライダーが好き」なガキは肩身が狭い模様。まえだまえだもうちの甥っ子も負けんな頑張れ。
いつの日か「仮面ライダー?はぁ?」となれる日が来るか、もしくは「たぶん好きなことを一生やめられない・・が、
隠れキリシタンの精神で見続けるぜえ!」になるか、どっちかにはなりますよ。そしてオトナになるのを待て。
オトナになったら何が楽しいって開き直って公言(せんでもええけど)できるんだぜ。「好きで悪いかコノ野郎!」だぜ。
ほんでもって欲しいモノを欲しいだけ買えるんだぜ!ガシャポン回し放題!これが一番楽しいんだぜウヒヒ!←ダメ大人・・・
ってことで、オトナなワシは『さらば仮面ライダー電王』が楽しみすぎて前売発売日にスッ飛んでって前売り券を3枚ゲト。
ま、どう考えても3回は見るしオマケも魅力的だし。前売りを3枚買ったうえで東映に問い合わせるも試写は無いとのこと。くっそー。
試写なんかせんでも見たいヤツはようけおるわってか。公開初日は流石、特ヲタと腐女子と親子連れで大パ!(すでに死語ですか?)。
パンフを買ったらピンナップに「復活、栄光の七人ライダー」とあってニヤっ。ストロンガーか(笑)。
しかも良太郎の孫がコウタロウって。BLACKか(笑)。更に本編にはバイクに乗った仮面ライダーが波打ち際を走るシーンが!
うっわーっ、こんなの見たの久しぶりな気が。そんなこんなで数々昭和ライダーオマージュみたいなのもあってウホウホ。
正直、今作が決まった時は「えー・・もうええわ!」だったんですよ。「いつまで引っ張るんじゃ」と。
だって最後だと思ったからこそ『クライマックス刑事』を5回も見に行ったんだもん。しかも泣いた泣いた。
どうでもいいシーンでも「最後だぁ」と思うだけで涙が止まらんかった。ラストの電車戦、めちゃ燃えたしな。
キャッスルドランの販促映画かと思ったほどキバの扱いも良かったしカッコよかった。しかし映画としての出来はイマイチ。
画面ブレブレでこんなもん映画館で上映して結構な金取って見せたらあかんレベルやったし、リュウタ大暴れのクダリもウンザリしたし、
クライマックスFのキックの時、右足に仮面が集まってないとか言語道断。こんな初歩的なミスに誰も気づかなかっただなんてありえないと。
せやけどストーリーは好き。燃えたなあ。せやけど最後ちゃうんか!「終わる終わる詐欺」も大概にせえよ!(激怒)。
・・・と、ブツクサ言いつつ見た(見ないという選択肢はないしな)んですが、前作に比べると映画としては今作のほうが出来はいいです。
元々映画として製作されてるだけはあるなぁと。幸太郎クンは演技も滑舌もアレな感じだけど若さゆえだしキャリアも浅いしってことでさておき、
敵キャラなど諸々の説明不足や「なんでライナーFにデンカメン?」などの疑問やツッコミポインツも多々ありましたが、
アクションも多いしNEW電王はカッコいいし面白いのだ。だけど途中までは何か物足りない。「んー、電王出てこないじゃーん」と。
NEW電王とイマジンだけなのな。イマジン祭り。別に楽しくなくはないんだけど「これは電王じゃないかも」なんて。思ってたら!
「俺、参上!」で、きたーーーーーーーー!!!!!!!!!!(感涙)。タメにタメた分、めちゃくちゃ効いた。ヤラれた。
カッコいい、カッコよすぎるでしょ。やっぱM良太郎が出てくれないと。そして口上を聞かないと。電王はソードフォームじゃないとな。
こうじゃないとイクゼイクゼイクゼとは思えないんだよノレないの。クライマックスはまさに「俺たちのクライマックス!」なのだ。
モモと良太郎の信頼関係あってのことで。侑斗の「俺たちが守った時間」ってのもイイ。ガンとゼロの共闘も。しかも背中合わせ。
こういうのも感慨深いよな。キャラの成長を見られた気がする。ってことで、『クラ刑事』の方が正直、燃えた。クライマックスは燃えた。
だけど向こうが赤い炎で燃えたとするなら今作は青い炎で燃えたっていうか。ニノとあやや的な(笑)。とにかく面白かった。
そして最後の「絵」に泣けた。コハナはもちろんのことハナちゃんまでも。ああ、彼女は愛されてたんだなあ。芸能界復帰おめでと。
ってことで、あと2回は見ます。まぁでも泣いたりはしないかな。パンフにも書いてあったもん、「またいつか会おうな!」ってさ。
これ次もあるんじゃね?イマジンさえ出てりゃ成立すると思うもん。ただ、私の中でやっぱし電王の主役は良太郎だと思った。
良太郎は強い。「本当の強さって」っていうのが今作にもガンガン出てたし余計に。でも私はオトナなのだ。
オトナってヤツは「公言して誰かから蔑まれようがチャラ&ヘッチャラだし玩具も好きなだけ買えるよ!」ってことだけじゃない。
「んー、こんだけ儲かるなら次も作りたいだろうなぁ。ファンとしては色々思うところもあるが、まぁでも商売だし仕方ねぇわ!」と。
こう思えるのがオトナ(笑)。ヤイヤイ言わずに見るから再来年のライダーは『電王2』でイイじゃんスゲーじゃん☆なんてな。
ただ、良太郎に孫かぁ・・・ってことは、良太郎には嫁がいるってことで。まぁルックス的にはモテそうだもん嫁がいてもおかしくない。
めちゃくちゃ押しが強い女だったんだろうなぁ・・で、ヤっちゃったんだろうなぁ。うーむ。良太郎がヤっちゃったのか。うーむ・・(笑)。