ドラマ『ブラッディ・マンデイ』、映画『僕らの方程式』

ドラマ『ブラッディ・マンデイ』、映画『僕らの方程式』


初回は2時間もあるし見るのメンドいわぁなんて文句垂れつつ、重い腰をヨッコラショしてようやく見た。
ほんげー!!!これ、めちゃくちゃ面白い!!!ほんま面白い!!!おおーっ、これは面白い、面白いやんか!!!
ねぇ、見たぁ?めちゃくちゃ面白くなかった?ねぇ、ねぇ、どうなの?これ凄い面白いじゃないですか!
手に汗握ってドキワクでハァハァ言いながら一気に。春馬たんの細くて綺麗で長い指にハァハァ言いながら一気に。
手間も隙も金もかかってるわスケールでかいわ見応えあるわ佐藤健は絶好調に見切れてるわで2時間なんてアッちゅー間。
TBSと東宝が組んだらロクなことにならないというジンクスも打ち破れたみたいだしよかったわぁ。
欲を言えば大物おじさま俳優を重厚感たっぷりにドーンと、ひとりでもいいから据えていただきたかった気も。
しかし警察シーンに『24‐TWENTY FOUR‐』マンマやんけなんつって嬉々としてツッコもうとしたら、
公式サイトには既に「日本版・24-TWENTY FOUR-」の文字が。くっそー、先手打たれた(笑)。
このドラマで主演を務めるのは三浦春馬。デビュー以来1ミクロンづつ頬骨が成長しているせいか、
最近では角度によっちゃ片桐はいりに見える瞬間もあるんですが、それでもまだまだイケます。好物のひとつ。
ちなみに今回の御馳走シーンはと申しますとぉ〜・・・って、そこの貴女!どうせ録画してるんだろうから見てくださいよ。
ワシが一番ゲボったのは「片瀬那奈に発信機をつけられた妹が家から出てくるのを石垣にもたれながら待つ春馬たんの表情」である。
激ツボやったし8回見てもた。マジたまらんで、特に『56分30秒の春馬たん☆』が!!!!!←注・うちのDVDレコーダー調べ
まさに56・30事件。クシャッってなってんの。何それ。何の合図。おめぇそんな風にしてオンナ待つんか。想像するだけで空もトべるはず。
それからノートパソコンをカチャカチャしながら肩と頭で携帯電話を挟む仕草。これイイわ。これ好っきゃ。思わず一時停止。何しとんねん。
ちなみに主題歌を歌っているflumpool(これまたアミューズ物件)のボーカルもジ・オトコマエ。このバンド、売れ臭プンプンやのう。
どうか最終回までこのクオリティが持続しますように。そして!願わくば佐藤健がラスボスでありますように(笑)。


「映画みたいでスゴぉい!」となるTVドラマもありゃ、その逆も存在するってことで。
先日見た『Happyダーツ』ってのも、わざわざ見に行った自分が情けなくなるほどツマらん映画でさあ。
ま、ポスターやチラシからしてツマんなっぽさ全開な映画を見て文句言うほうがバカって話ですけど、ほんでもやな。
待てって。なんで主演が辺見えみり。何がどうなると2008年秋に辺見えみり主演で映画を作ってまうんじゃ教えてくれ。
「今時のダメOLの“あるある”を詰め込んだ」らしいですけど「ねーよ・・!(ムッ)」連発。どこターゲットの映画?ダーツファン?
えみりファン向け?ってか、えみりファンってツチノコ並みに遭遇したことないんだけど実在するの?さっぱり分からん。
公開初日に映画館の前で立ってリサーチしたいぐらい気になる。そしてわざわざ見に行った他の人たちの感想も気になる。
この手の映画の更にムカつくのはさ、『少林少女』みたいにメジャーじゃないから誰も知らんし悪口言えんことじゃ!(笑)。
えーさてさて。ワシの中ではそんな映画(ってどんなよ)にばかり出てるイメージが強い「ちゃんなか」こと中村優一。
なんと今年は出演映画が6本も公開に。そのうち3本は主演。公開規模は小さいとはいえ3本も主演できるって凄い。
「特典付き前売り券売ってメイキングDVD売って舞台挨拶してイベントして劇場公開は2週間ぐらいで半年経たない内に本編DVDリリース」。
低予算で作ってりゃこれでも採算が合うんだろう。何本も公開になるぐらいだから結構な黒字かも。単館系のメシア@D-BOYS
ちなみに昨日もこの映画の「コンピレーションライブ」という名目で、プロモーションと金儲けを兼ねたイベントが開催されまして。
中村くんは相葉弘樹永山たかしらと一緒にステージ上でニコニコ・・・を通り越して終始ヘラヘラしてました(笑)。
まぁ、ちゃんなかがいつまでもヘラヘラしていられるような世の中でありますようにと願わずにはいられなかったものの、
そうは言っても肝心の映画の中身はどうなんだと。ライブ見る限り不安だぞと。なのに今日見た『僕らの方程式』は違ったのだ。
今までの中村優一出演作とは違っていた。出演どころか主演が中村優一なのに!ちゃんなか映画なのに!なのに!なのに!!!
な、な、な〜〜んと!!!!!この映画は、中村優一出演映画史上いっちゃん面白かったのでありますッ!!!!!(キッパリ)。
・・・ま、ハードルが下がりすぎてたせいもありますけど。それにしてもこれは面白かったなぁ。
「なんでちゃんなかの映画なのに面白いの?(ぽかーん)」。失礼な。でも最初のほうは中々慣れなくて。
ンなわけねーだろと。どうせツマんなくなるはずだと。何の罠かと。なのに着地も美しくて。これは結構よく出来てたよ。
「鉄道オタク」「学園のマドンナ」「落ちこぼれ不良」「売れないバンドマン」・・。それぞれ違った事情を抱えた“僕ら”という点と点が線になり、
そこから物語は予想外の方向へ大きく転がり始めるっていうな。こういうの好き。とにかくお上手。シナリオがよぉく練れてました。
脚本を手掛けたのは岡本貴也っていう人らしい、覚えておかなきゃいかんのう。うん、面白かったから嬉しかったの。
と同時に、寂しくもなった。なんとも残念。どうせ出演者のファンしか見ないんだろうなぁ勿体無いなぁと。
一目で青春モノと分かるタイトルなんだけど、いかんせん地味。もうちょっとインパクトあるタイトルだったらなぁ。
彼ら以外にももっとメジャーな人が出てたら注目されたかもしれないのになぁ。もっと公開規模が大きかったら。
もっと予算があったら。もっと。もっと。もっと。なんとも歯痒いようなそうでないような。どっちやねん。
正直、一生懸命に演ってはいたんだろうけど若手の子らの芝居は「ま、こんなもんだわな」っつー想定内な感じだったし、
中村くんのビジュアルもオタク役だけあって好みではなかった。ほんでも面白かったんだよねぇ。
「萌え!」どころか「萎え!」なのに嬉しい。やっぱ面白いのに出てくれるのが何よりも有難いっすよシミジミ・・ほんと『太陽とう(略)