決定!銀幕の王子アワード2009(上半期)

映画ブログが軒並み「上半期総括」をやってるのでワシも乗っかろうかと(笑)。
今年の「1月1日〜6月30日」までに試写会や劇場で映画を何本見たか数えてみたら、117本。いいペース。
しかし我ながら暇人(笑)。でも映画が好きなんだよねぇ。朝から映画館へ行って1日4本見たりして。アホす。
さすがに4本目が終わる頃には頭と目の奥がジンジン痛くて(笑)。あと、家に着いたらグッタリして何もする気ぃ起こらん。
映画見るのも体力使う。面白い映画は特に。お目目ギンギンで脳みそフル回転だし全身に力が入るから余計にな。
んでも、めっさイヤなことがあった時とかものっそ疲れてる時とか忙しい時とか、そういう時こそ映画を見たくなる。
まっすぐ家に帰るよりは「まだ最終の回には間に合うから、それなら映画を一本見てから帰ろうかな」なんて。
今んとこワシにとって映画館で映画を見るということ=最大の娯楽でありエステであり風俗であり?(笑)。
「うわーーーーーー!!!なんやこれ!!!素晴らしいやんけ!!!」な作品に出会えると、簡単に黄泉がえりますもん。
そ・れ・に!TVで見るオトコマエも大好きやけど、映画館で見るオトコマエはまた格別!これがもうね、至福の時!(笑)。
ふかふか椅子に全身をうずめて体いっぱい堪能する(キモ〜・笑)、「うひぃい!オットコマエや〜!!!(ぽわ〜ん)」。
途中でCM入る&カットされまくりで別作品に仕上げられる地上波放送なんざもっての他。こんなのトレイラー並みやん。
映画館で外界を完全にシャットアウトして映画にのみ浸る。かといって完全にシャットアウトではなく、
見ず知らずの人たちと同じ瞬間に同じ感動を得られる。これがいい。ライブと一緒。迫力も色も音も違うしな。
いい映画を見たら映画館を出た後にゃ歩くのもおぼつかないぐらいじゃ。色んなシーンを思い出しながらニヤける帰り道。
だからやっぱしワシにとって「映画は映画館で見るもの」なのだ。そりゃぁ確かにオトコマエは何で見てもオトコマエ。
でもね、良い映画で良い仕事してるオトコマエはもっともっとオトコマエ。惚れないわけない。だから好きなんよね。
ってことで、「オトコマエ云々関係なく良かった映画」はまた別記ということで、ここではあくまでも「オトコメイン」。
そんな「ワシなりの上半期・映画オトコ総括」です。あくまでも「独断と偏見」(これ書いときゃいいだろ的な・笑)で!
公開中の作品もあれば、既に公開終了している作品もあるかと。その場合はDVDで。うん、DVDでもいいから見て!
ワシの書く文章なんざ何の価値もねえっす。でも映画で光ってた彼らにはとても価値ある!見る価値あるで!


山田孝之(やまだ・たかゆき)■
最強の「Mr.鼻筋」。「えー、今さら山田孝之ぃ?」と言うなかれ。ぶっちゃけ、「今だからこそ山田孝之!」なのだ。
もちろん仕事っぷりも最強。特に、この上半期は熱かった。出演作を見るにつけ「はよ家に帰って感想を書きたい!
今すぐ、山田孝之がいかに素晴らしいかを全世界にお伝えしたくてたまんねっす!!!」と思わせてくれたしな。
特に2月、3月の「自分内・山田ブーム」は凄かったですよね。知らんがな。もちろん『BOSS』の山田もグヘヘヘヘ。
山田孝之の何がどういいかは、最近だと『鴨川ホルモー』『クローズZERO?』あたりの感想文を読んでいただければ。
ああ〜、山田だけ1日60時間ぐらいあったらいいのになぁ〜。ほんで映画を撮りまくればいいのに(笑)。
でも新作は見たいけど、ナマ押さえたいとか握手会に行きたいとかプライベート知りたいとかそういう欲求は・・ない。
私のくせして(?)、こういう自分は不思議。なんでだろ?今んとこ、演技してるとこにだけめちゃくちゃ興味ある俳優さん。
映画を中心にたくさん仕事してくれるのも映画好きとしては有難い。だからこそ、山田が出てるのにクソ映画だとムカつく(笑)。
とにかく今新作が見たくてしゃぁない俳優の1人かな。ご本人は舞台とかどうなんだろ?舞台の山田も見てみたい。
しかしだな。雨後の筍ごとく乱発されるイケメン雑誌編集部各位に告ぐ、なぜ山田の特集をしない?意味がわからん。
「(製作者側から)求められている山田孝之を“演じる”山田孝之」の「グラビア」なんてめちゃくちゃ見てみたいよ。
がっつりコンセプトありきのグラビアに山田は絶対に映えるはずだし応えてくれるはず!そして需要あるはず!私に!(笑)。


岡田将生(おかだ・まさき)■
山田孝之同様、2009年上半期ではものっそ執筆欲(エラそうで申し訳・・)をソソってくれた俳優さん。ピカりぶりは別格。
異常な興奮状態で書かれた『ハルフウェイ』『重力ピエロ』の感想文を読んでいただければよく分かるかと。
インタビュー記事における覇気の無さっぷりもめちゃ萌え!今の岡田将生モノなら、なんでもかんでも押さえたい。
ワシ的に山田と違うのは、「岡田くんのナマは見たくてたまらん!」ってとこじゃ(笑)。舞台挨拶めちゃ行きたい!(笑)。
どんな内容でもいいから(ヒドいな)写真集とか出して発売記念握手会とかやって欲しいもんね!お願いだから!
今、岡田将生握手会のためなら余裕で遠征できちゃうわオホホ。東京はもちろんのこと、北海道ぐらいまでなら(笑)。
そういう意味ではワシん中では、まだちょっとアイドル扱いなのかな?まぁでも芸暦のわりに仕事ぶりも悪くないと思うけど。
ドキュメンタリータッチで撮られた『ハルフウェイ』はともかく『重力ピエロ』は、まぁ、そこそこ良かったことは良かったけど、
でもそこまではなぁというような映画だったが、そんなことはどうでもええんじゃ☆・・・とまで思わせる岡田くん凄い(笑)。
いや、「春が2階から落ちてきた」の1シーンだけで「成立してる」と納得させる男の子なんだもんね、そりゃ仕方ない。
今年はメインキャストとしても引っ張りダコで他にも『魔法遣いに大切なこと』『ホノカアボーイ』なんかにも出てたけど、
んー、集英社の広告でもよくお似合いだったので山下リオちゃんとはまた別の作品で共演して欲しいなぁ。
ちなみに『ホノカアボーイ』では岡田将生の「ナマ尻」を何回か見ることが出来ます。脳内記録映像的な意味でも是非(笑)。


高良健吾(こうら・けんご)■
「誰?こんな人知らないよ?マイナーだよね?!」。ぷ。そんなこと言ってられるのも今のうち。この人、絶対に売れます。
「絶対にブレイクするわ!メイン張るわ!表紙飾るわ!絶対にクルに決まってる!」と、これほどまでに確信させる人も珍しい。
ただの「ダルビッシュ似」ではないし、ただの「若輩版・成宮寛貴」でもない。とにかくこの人はただのハンサム男ではない。
早急に押さえておくべき超優良物件。『蛇にピアス』で初めて認識したんですが、この人も今年は何作も出ずっぱで超売れっ子。
『ハゲタカ』『蟹工船』、そして(まだ見てないけど)『南極料理人』なんかにも。堺雅人と共演かぁ楽しみ。うひぃ☆
んでも一番オススメしたいのは『フィッシュストーリー』。簡単に言うと「バンド青春映画」なんですけど、まぁ見てみて。
BECK』も同様「バンド青春映画」ならば、せめて音楽面では最低この程度のレベルはないとツライのう。期待してます堤さん。
ちなみに高良くんは熊本県出身で。なので喋り口調はもちろんブログすらたまに方言が飛び出す。のおお!萌えるう!(笑)。
松山ケンイチといい「方言男子」が大好物なワシはたまらんツボ。今のうちFCに入ろうかな?と思って調べてみたら、
「入会金4000円。入会金の入金が確認された時点で永久会員となります。退会は本人の申し入れと、
一方的に連絡が取れなくなってしまった場合は自動退会とさせて頂くことに」。4000円ポッキリで一生FC会員!お得!(笑)。


西島隆弘(にしじま・たかひろ)■
出りゃぁいいってもんじゃない。最も問われるのはやはり「質」。「結果的」に「いい映画に出演する」のは至難の技。
だってプロデューサーとか監督とか脚本家とかさ、それらがどんだけ天才でも有名人でも面白い映画になるとは限らんやん。
もちろん映画は監督によるところが大きいし、「映画は監督のもの」だ。でもさ、映画って総合芸術だったりもするからね、
どれもこれもスンげぇバランス良くモチベーションもクオリティもポテンシャルも高くないと結果的に「いい映画」にならないかと。
そういう意味で彼はとても運がいい。だって『愛のむきだし』に出られたんだもん。これだけで、彼は相当ラッキーボーイじゃ。
この映画は今年の末にきっと映画賞(not日アカ)をいっぱい取るような作品だと思う。本当にイイと思ったし面白かったし。
ただ、悲しいかな演者として評価されるのは共演者の満島ひかりだろう。なのでワシだけでもニッシーを過大評価したい次第(笑)。
ニッシーこと西島隆弘。男女混合ダンスボーカルユニットAAAのメンバーでございます。本職は俳優ではありません。でもな。
顔が可愛いのはさておき、「アーティスト?アイドル?みたいなヌル・ポジションの男の子が、よくぞここまで!」ってぐらい
ホント頑張ってた。あの映画がここまで傑作になったのは、ニッシーがしっかり役を理解して監督の要求に応えて頑張ったからだ。
だからニッシーは偉いのだ。もっともっと役者仕事やってちょうだい。ただしこの映画で目がいくのは満島ひかり。・・・あれ?(笑)。
そういう意味では瑛太も。『ガマの油』『余命1ヵ月の花嫁(ホント勘弁・涙)』はさておき『ディア・ドクター』に出られたのはデカい。
心から「よかったねぇ」と思えちゃう。とにかく、男の子が良い映画で良い仕事してるのを見るのは嬉しい楽しい大好きっすわ☆


■田辺季正、佐藤健(たなべ・ときまさ、さとう・たける)■
申し訳ないが、ここは2人まとめて。いや〜、良かった。とんでもなく『GOEMON』が良かった!・・・映画の内容はさておき(笑)。
もちろん映画としてはちょっと色々アレなところがありまくりで(好き嫌いはあるでしょうけど)そこはさておきですよ。
開眼したな、紀里谷監督はオトコを撮る「神〜GOD〜」!(キッパリ)。好き嫌い関係ない。江口洋介大沢たかお要潤、玉鉄など
オトコ全員「きゃああ!カッチョええええ!!!(失禁)」。そんな中、田辺季正と佐藤健の2人のシーンは、そこだけ浮いていた。
たった3分程度のシーンが強烈に印象に残って、絶景すぎて、いまだに脳裏に焼きついて離れない。さっさとこの2人でスピンオフやれ。
スピンオフが無理なら別の作品で何とか再度起用してくれ。三池か紀里谷か。冗談抜きで、この2人は本当に巧い。
「男の子が、スクリーンでカッコ良く在る」ということに、とても真摯である。これは嬉しい。ジャニっ子もプロモでいいからお願い。
そうそう、三池×ジャニといえば『ヤッターマン』も面白かったし、そこそこ当たったので翔くん良かったネという感じかな。
せやけど何にビックリって、田辺季正は『アギト』の太一くんだったのか。あのブサでウザガキがこうなるとは!時の流れ万歳!
ちなみに『ルーキーズ』は佐藤健を見るためだけにならオススメせん。そして佐藤隆太を見るなら『ガチ☆ボーイ』、
市原隼人を見るなら他にいい作品がいっぱいあるで。あくまでも『ルーキーズ』は『ドラマ・ルーキーズ』のファン向け映画やと思う。


あと、渡辺大知、岸田繁峯田和伸を見る価値はある『色即ぜねれいしょん』、そして意外と良かった『新宿区歌舞伎町保育園』。
このあたりは「上半期・オトコ映画」としては是非モンでオススメしておきたいかな。オヤジぃ好きには『ハゲタカ』もね。
松田龍平堺雅人小栗旬は新作(公開中もしくは試写中)をまだ見てないので、勝手ながら下半期に回すことにしました、ご了承を。
ちなみに『アンティーク』『キッチン』を見てガチ堕ちしたチュ・ジフンはこの企画のためのオトコといっても過言ではなかったんですが、
「猛烈ラブラブ原稿を書いた途端に捕まったんで、やり直しさせられた」というショッパイ過去があるゆえキライになりました(笑)。
ということで気ぃついたら邦画ばっかりに。洋画でもいいオトコいっぱいいるんやけど、今回は敢えて邦画のみで。すまん。
それにしても映画・TVと神保悟志小市慢太郎は出過ぎだろ!(笑)。好きだから別にいいけどさ、それにしても出過ぎ!(笑)。