映画『天使の恋』

ひゃっほい待ってましたぁ!またまたアッシが愛してやまない「ケータイ小説の映画化」っす!(屁)。
今回の被害者は誰かな?な〜んと「Fit's」のCMでもお馴染、佐々木希谷原章介。・・・・え。何を血迷った谷原?
今更なんでこんなのに出ちゃったのよ。いしだ壱成の元嫁とデキ婚した時ぶりの血迷いっぷり☆
それにしても佐々木希ちゃんって可愛いよね。思わず振り返ったもん、ドラマ『神の雫』で台詞喋った瞬間に。
「え!!!!!!今の何!!!!!!!!!(ガビーン)」。あれは今思い出してもなかなかのものでした。
ただ悲しいかな、ワシ以外にあのドラマを見てた民に出会ったことがないので誰ともこの話ができなかった残念・・。
そうそ、この映画もGAGA。やっぱ今年のGAGAが放つ邦画は凄い。ある意味大作揃いだし独走トップ決定じゃ。
ということで、皆さんオ・マ・タ!1300万PVを誇る大人気ケータイ小説原作映画の、ちょー泣けるあらすじをご紹介☆
佐々木希ちゃん演じる主人公・リオは、同級生でありエンコー友達でもあるマキ&ミホとハイパー仲良し。
今日も仲良く3人でレッツ☆エンコー!ちなみにリオは血の繋がらないパパン提供の高級マンションに住んでます。
やっぱ時代はエンコーDA・YO・NE。憧れMA・JI・DE。ホンキでNA・U・I。微熱DA・N・JI。お嫁SA・N・BA。
そんなある日、同級生のトモコがナオコにいじめられてたので、リオはトモコを助けてあげました。ちょーイイやつでしょ☆
「当然よぉ、だってアタシたち友達じゃない!だから友情の証としてトモコも一緒にエンコーしようZE☆」というわけで、
エンコーグループのメンバーが一人増員。分かる!3人でエンコーするより4人でエンコーしたほうがチョベリグだよNE☆
しかーし全てはリオ(またの名をゼーレ)の計画通り。なんとリオはこっそり陰でナオコに命令してトモコをいじめさせてたの。
そして助けることでトモコの信頼を得てエンコーグループに加えようってハラでさぁククク。
なぜナオコはリオの言いなりになってイジめていたかってって?実はリオとナオコはデキていたからです☆
「ぎゃーーーっす!百合きたーーーーーー!!!!!!(しろめ)」。おっと、新しい。これは新しい。
しかもフツーに付き合ってるんじゃなくて、ナオコがリオに金払ってたし。男だけでなく女相手にもエンコー。新しすぎだろ。
そんなリオにはパパンだけでなくズーレー友達だけでなく、ちゃんと彼氏もいます。この役は深水元基。・・ふっ、またか。
深水元基ってしょっちゅうこんなような小チンピラ役やってるよな。深水元基大口兼悟かってぐらい。
ほんでもってリオは、エンコー相手のオヤジがホテルから出てくる写真を彼氏に撮らせて、
その写真をネタにオヤジを脅させて更に金を取るという「一粒で二度美味しい作戦」でガッポガッポだし笑いが止まりません。
それだけじゃありません。彼氏といえどもタダマンなんざ絶対にさせません。ちゃんと金取ります。うわぁ、かしこっ☆
竹を割ったような金の亡者!隅から隅まできっちりエンコーっす!筋が通ってるっす!めっさ漢っす!
ちなみになんでリオはこんな女の子になっちゃったかというと、14歳の頃にレイプされて妊娠しちゃって
おかんに無理やり堕胎を強要されたからです。「だから傷付けられる側じゃなくて、今度は傷付ける側になろうと思ったの」。
凡人の理解の範疇を遥かに超越するポジティブでアグレッシヴな思考回路に目がテン。↑ペナント化決定。
そんなこんなで仲良しエンコー4人組はキャッキャキャッキャと自分らの写真を撮ります。想い出作り激アツゥ〜。
写真を撮ります。携帯でもデジカメでもなく、今時フィルム撮り。生き様は最先端ですが意外とアナログだったりします。
しか〜し!なんということでしょう、写真屋に現像を出して引き取って中を見たら谷原章介の写真だったんです!
恋のキューピットに呪われた写真屋は間違えて互いに違う写真を渡してしまったんです!よくあることです☆
ハラショーの写真を見たリオは胸がドッキンチョ!写真を交換するために2人は雨の日に待ち合わせを。
そこになんと!!!!!「彼女ぉヒマぁ?オレっちとお茶シバかなぁい?」なんつってチャラいナンパ野郎が登場。
・・・ん?ななななな、D-BOYS牧田哲也やんけ!!!!!なんでこんな役で?エキストラ級のショボ役やんか!
しかも「傘やるからさっさとどっか行けよチンカス」と言わんばかりに適当にあしらわれて瞬殺・・・泣ける。
なんでかしらんけどこんな映画に1シーンだけ、しかもこんな役で使われた牧田くんに泣ける。号泣である。
そっこー牧田ファンの友達に報告。すると「え?そんなの出てるなんて知らなかったよ!サイトにも載ってないし!」。
さすがのナベも内緒にしていたようである。なので敢えて言おう、牧田くん出てましたよ!!!!!!!!!(大声)。
それはさておき初デートの最中に倒れるハラショー。実は脳腫瘍だったのだ!…あれ?ワシ既にこの映画見たことあったっけ?
しかしながら35歳と17歳のピュアでロリな恋はノンストップ!ホントの恋は病気どころか淫行条例すらお構いなし。
もちろんリオはMajiでKoiした5秒後に荷物まとめてパパンのマンションから出て行き、そして彼氏にも別れ話を。
「好きな人が出来たの・・、だからもうエンコーできない」。それを受けて、今まで散々利用された挙句捨てられた彼氏の一言、
「おまえも普通の女の子か、安心したよ(ニッコリ)」。ずこー。どんだけ物分かりええんじゃい。この時の深水元基は菩薩。
こうなりゃ次に期待したいのはパパン。高級マンションとクレカまで与えてたのに置手紙ひとつでさっさと出て行ったリオに逆襲しろ!
・・・と、ワクワクしてたんですが最後まで全く出てきませんでした。ちっ。しかしこの主人公・リオってすげぇ。
共感するポイントが1ミクロンもなかったわ(笑)。つか最初ここまで悪者にする必要ないし、その後に美化する意味も分からん。
ちなみにラストは見事ハラショーの病気が治って2人が抱き合って終わりっていうザッツ☆ハッピーエンドストーリー。う〜ん。
ハラショーと結ばれた後、今度はリオが性病をこじらせて爆死というオチ以外どうにも納得がいかないのは気のせいか(笑)。
この他にも兜をかぶってデートとかまたまた学校の屋上から飛び降りるやつが登場したりとか色々プゲラシーンはあったんやけど、
笑い的にはもうひとつかな。そう考えるとやはりパイオニア的存在である『恋空』の偉大さには今一度感服せざるを得ない☆