『ほんまに好きな男は誰やねんグランプリ2010〜初春』

私は「アホな男」が大好きである。あと「いちびり」とか「調子乗り」とか「事務所の扱い悪い」とか「病んでる」とか
「KY」とか「プゲラ野郎」とか「中2病」あたりも外せない。だってウォチって「ちょ!!!!!!」とツッコみたいもん。
「この先どっちにどう転ぶか分からない」「明日をも知れぬ〜」なんてナマモノ担の醍醐味でしょ。これだから楽しい。
だけど世間ってそうじゃないんだなぁ〜・・・とシミジミしちゃったよ。自分のマイノリティー具合に愕然。
ってなわけで。会場までわざわざ足を運んでくださった方々、本当にありがとうございました。
そして。こちらのブログで投票してくださった方々、本当にありがとうございました。
皆さん書いてくださる理由がめっさ熱かったし面白かった!うわぁ文章巧いなぁと何度も唸らされましたわ。
ネタを交えて端的に萌えツボをピシッと。出来ることなら全部ご紹介させていただきたかったです。
だって皆さんが書かれた「好きな理由」を読み上げるだけでも充分イベントとして成立するぐらい面白かったですもん。
そして改めて思ったけど「好き」ってイイね。好きな気持ちってイイ。なんだか、とてつもなく幸せな気分になりましたよ。
ほんま助かりました、ありがとうございます。取り急ぎ御礼をば。そしてタラタラと雑感をば。
一部、イベントで喋ったこととカブる個所もあるかもです、ご了承くださいまし。


まず、アンケートの質問事項。
『ほんまに好きな男は誰やねんグランプリ2010〜初春』
アイドル、俳優、ミュージシャン、タレント、
お笑い芸人などなどオトコ芸能人・有名人なら誰でもOK!
今あなたが好きなオトコBEST3とその理由も書いてご投票ください。


【有効票】インターネットアンケート445票、筆記アンケート562票、総数1007票
下は6歳から上は65歳まで。一番多いのが30代女性、次いで20代、40代、10代、6〜9歳&50代60代の方々。


服屋やバーや学校など女子がいそうな場所に置いてもらって、後日記入された用紙を回収する分には楽だったんだけど、
それじゃぁ数が足りない。なので自分でアンケート。これが!ほんっっっと〜〜〜にメンドくさかった!しかも寒いし!
この企画は気候の良い時にしなきゃダメだな。「もう、いい。やめ」。なんて逆切れして勝手にフテ腐れ、
一日中布団の中にいたことも。でもそれじゃ何の解決にもならんし、また翌日から暇を見つけてはアンケート・・。
「この企画言い出しっぺ誰?ってワシかよ!ぎゃふん!」っていう。自分で自分をシバきあげたいほどムカついたわ(笑)。
やっぱサンプル数は最低でも1000超えないと説得力がない。なのでトータル700ぐらいの時期が一番ツラかったかな。
普通さ、芸人ってもんは自分の単独ライブ前にはネタを作るものだ。なのにワシずっとアンケート取ってたし。何の業者だ。
せやけど皆さまのご協力あってこそ、スタッフさんらの協力あってこそ、なんとか1000超えることが出来て有難かったです。
中にはひとりで100人ぐらいのアンケート取ってくれはった人もいて。私そこまでいかんかったもんな、感謝感謝っすよ。
えーっと、私事なんですけどね(まぁブログってのは私事を書く場所なんだろうけども)、
このイベントをもって、今までめちゃくちゃお世話になってたし大好きなマネージャーさんが退社されちゃうってんで、
特に、ちゃぁんと頑張りたかったってのがあって。終わった後に「面白かった!」と言ってもらえたのがホント嬉しかったなぁ。
あああああ、そんな話は本人に直接言えですよね。もとい。毎度のことながら本当にいい勉強になりました。
「ガキどもはとことん面食い」とか(笑)。あと、西島秀俊若林正恭を今後は注目しなきゃ、とか。『サヨナライツカ』見にいこ。
せやけど自分でやってみて痛感した。めんどくさ。なので金輪際、某雑誌の『好きな男ランキング』に文句言わん!(笑)。
だって「じゃぁオマエが集めてみろよ」って言われたら土下座するっきゃないもん!(笑)。もうイヤだ無理!(笑)。


一人ぼっちは立ち止まってくれにくいので、とにかく「ランチ中」とか「お茶中」の女子複数チームに突撃。
結構キャッキャいいながら書いてくれました。しかしながらオナゴって、こういう時に妙なプライドが邪魔するみたいで。
自分が書く前に周りの子に「なぁ、あんた誰書くん?」なんて探ったり。もしくは自分が書いたのを友達に見られて、
「え〜、それえ?今更じゃない?」とか「自分そんなん好きなん?」って言われたら慌てて撤回とか。
誰も「回答如何によって貴女のセンスを問いますよ」なんて言うてないし、「書いたら用紙を折って渡してください、
この場で見ないんで」って言ってもですね、なんていうか、あるんでしょうね。譲れない想い(という名のプライド)が。
わしゃ誰に何て思われても好きなもんは好きやけど。JUMPな!しかもBESTの方!なんだこの残念な感じ。残念言うな(笑)。
あと、こういうアンケートって「フレッシュなイケメン書かなきゃ!」と潜在的に意識される方が多いように思いました。
まぁ分からんでもないかな。私が逆の立場でもそうするだろうし。寺尾聰小市慢太郎も好きだけど、
なんとなく、今ここで私の回答を待ってるこの人が求めてるのはこういう答えじゃないんだろうなって空気読んじゃいそう。
匿名のネット投票なら素直に書くけど、筆記アンケートの場合はね。なんだそりゃ。空気読んだ結果KYみたいな(笑)。
でね、たぶん私やったら好きな人おりすぎて3人に絞れず&ランク付けに悩むと思うんですけど、逆なんよね。
普通の人(いわゆる誰かのヲタじゃない人)は、ワシみたいに好きな芸能人のことばっかし考えて生きてないのだ。あらま。
まぁ1位や2位は、わりかしパッと思い付くみたいなんやけど3位にごっつ悩みはる。「え〜、誰いたっけ〜?」なんて。
「え〜?わたし誰好きやったっけ〜?」知らんがな、みたいな(笑)。なので筆記アンケートの方は、
「名前が思い浮かびやすい」→「露出がある」「今更感がない」「名前を言いやすい」人の名前が挙がりやすい傾向があったかと。
中にはですね、2位を先に書いて「1位誰にしよう?」と。そして友達が「最近○○クン好きって言ってなかった?」と言うと、
「いや、でも1位には出来ない!まだ1位ではない!」なんやねん、そのこだわり(笑)。分からんでもないけど興味深かったなぁ。
更に、普通の人って「めっちゃ大好き!○○クンが1位!」って書いときながら堂々と名前を間違ってたりするのね。
好きって言ってるのに、大ファンなのに名前を間違うとか下の名前知らんとか忘れてもうたとか、
四六時夢中げいのうじ〜ん@私にしたら考えられないんですけど、まぁでも、普通ってそういうものなんでしょうな。
じゃぁ、名前間違うって、それはホンマに好きなんか?と問われるならば、ほな逆に聞くけど「ほんまに好き」って何やねん?と。
自分で自分のイベントタイトルを決めたくせに根本から否定。だってね、考えれば考えるほど分からんようになってきて・・。
「名前を間違えないから好き」云々で言うと、人間誰しもうっかりミスがあるので、それも一概には言えない。
では「CD買ってるから好き」なのか「全国ツアー廻ってるから好き」なのか「エアチェック怠らないから好き」なのか。
誰か教えてくださいよと。「何をしたら、どういう風に思ってどう書けば“ほんまに好き”なんですか?」と。涙目さ。
ねぇ、「ほんまに好き」って何?何をしたらほんとに好きなの?金?時間?想い?それとも他に?分からん。線引き出来ん。
アンケート集めてる最中にやたらと無意味な自問自答の禅問答な期間があって、無駄にグルグルしてました(笑)。
なので、もう、「名前を間違えようとも下の名前を知らなかろうとも思い出せなかろうとも、
書いた本人が“好き”っていうなら“好き”なのだ!」と。自己申告。そこに落ち着いたのであった。ああ疲れた。あほす。
なので、今回のランキングは濃いファンから薄いファンまで混ぜ混ぜの「好感度調査」ぐらいに思ってください。本気にしないで。
そうそ、極論を言うと「どんなシステムを駆使しても本当の『好きな男ランキング』なんて絶対に調べられない」かもしれん。
だってこっちからお願いする筆記アンケートにはそれはそれで問題が生じるから。だからこそ、某雑誌は、あれはあれで正しいのかも。
だってわざわざ「自分の好きな彼のことを1位にしようとして投票してくる人たち」対象に、集計してるんだろうし。
私?投票したことないで。そのくせ結果を見て文句だけは言う。毎回言うた。うん、投票せずして文句言うな!だわな。
それも自分でやってみてよくわかったさ。本当に今まですまん。って、わしゃ何回『anan』に謝るんじゃ(笑)。


ということで。今回はですね、いわゆる「面白かった漫画ベスト3」を読者に投票してもらい、
その結果によって連載漫画を決めるという、いわゆる「ジャンプシステム」を導入させてもらいました勝手に。
まぁでもこれには問題もあって、究極、読者全てが4番目に面白い漫画があったら1票も入らず
結果的にゼロ票という問題点もあります。と、こないだ『バクマン』に書いてありましたが、
そないに何人も書いてもらうわけにもいかないので申し訳ございませんがベスト3のみってことでご了承くださいましと。
集計方法は1位1ポイント、2位も1ポイント、3位も1ポイント。
結果的に、1位に挙げる人が3人いるタレントさんよりも、3位に挙げる人が5人いるタレントさんの方が上位になる。
何故こんなやり方にしたかっていうと、私は「濃いヲタがたんまり付いてるオトコ」を知りたかったわけでなく、
1位の人もいれば2位に書く人もいれば3位に書く人もいる「万遍無く愛されているオトコ」を知りたかったからなのです。
そして今回は例年(以前この企画は既に2回やったことがあります)と違い、挙がる名前がカブりがちでした。
ネットの方は、まだ、わりとバラけましたが、筆記の方は特にカブりがちだったなぁ。
そして1位の人と2位の人は、アンケート集め始めて1週間ぐらいで確定しちゃうぐらい勢いがあった。2人で勝手にデッドヒート。
人気はあることは分かってたけど、でも「み、みんな・・そんな好きなのか!」と唖然とするほど集中してたなぁ。
結果的に言うと「アミューズVSジャニーズ」、否、「アミューズVS嵐」。 とにかく福山、健、春馬、もしくは嵐のメンバー。
これら誰かの名前を書く人が余裕で半数ぐらい?いたかも。そして今更ながら、「嵐って本当に人気あるんだなぁ〜・・・」って。
頭では分かってたんですよ、普通の友達とかもキャイキャイ言い出したし。何よりチケット取れにくいし。
「あ、人気あるな」とは分かってたんですけど、でも、心のどこかでちょろっと疑ってたっていうか。ファンの方々すんませんです。
いやはや蓋を開けてみたらスゲぇの何の。そして、彼らを「好き」とする「理由」にビックリ。
今や、嵐は「歌って踊るジャニーズのアイドルグループ」という認識ではないんだろうな。とにかく「バラエティー」。
きっと世間様的には「バラエティーの嵐!」なのだ。バラエティーで知ったと思われる嵐メンバーそれぞれのキャラクターに言及しはる。
なるほどなぁと。そんな「バラエティー」に+「キャスター」で翔くんが頭ひとつ飛びぬけてたのかもと。これもまぁ、時代やな。
そんなこんなで結果発表。とにかく、「時代やな」です。ですが、あくまでも「お遊び」です。なので「このランキングはおかしい!
○○クンが1位じゃないだなんてバカ野郎!」なんて怒らないでください、あくまでも「お遊び」です。


2008年7月に同タイトルのイベントをやった時は、
1位:岡田准一
2位:水嶋ヒロ
3位:上地雄輔
4位:小栗旬
5位:山下智久


でした。
そして今回は、


1位:福山雅治
2位:櫻井翔
3位:二宮和也
4位:小栗旬
5位:相葉雅紀


でございました。これを見て皆さまはどのように御思いになるでしょうか。
「ベタやな!」か「時の流れは残酷」か、もしくは「小栗旬ってスゲぇ!」か。ちなみに会場は5位発表の時が一番湧きました(笑)。
あと、なんか色々言い忘れたこととかありそうやし、せっかく良い勉強が出来たのでまた今回のイベントについて何か書くかも。
さぁて!このところずっと三次元ナマモノ漬けでしたし、今日からまた徐々に二次元生活に戻ります!(笑)。