DVD『仮面ライダー響鬼(二十九之巻〜四十四之巻)』

キタわ、とうとう。噂の「プロデューサー交代劇」の回が。
「プロデューサーが代わったぐらいで内容に影響あるのかな?
ワシみたいな特撮素人が見てもきっと気付かないだろうに」なんてタカをくくってました。
あはは。あの頃に戻りたい。29話、いいねぇ。ここで最終回だね、ある意味。
ほんでもって30話。いきなりアスムの回想が消え、映像もマカモも一気にショボくなった。
海?山?そんなとこにロケしに行くわけないじゃんメンドいしぃ〜ってか。
なんとも「地味ながら渋い」作品が「のっぺり普通にツマらん」作品に変わっちゃった。
そしてツマらなくなった代わりにニューキャラ登場。こ!れ!が!!!!!!!(ガビーン)。
スーパーウルトラミラクル棒読みの、超絶ダイコン役者だっていうんだから穏やかじゃない。
「ちょ!!!!!何こいつ、ありえないんだけど!!!!!!!!(発狂)」。
桐矢京介。誰のどういうコネでねじ込まれたのか。キャラ的にも不愉快極まりないし、
顔はともかく演技がド糞下手すぎる。こういう形態の魔化魍かと思ったほど。
しかももっとビビったのは、桐矢役の俳優をどこかで見たことがあったっていうこと。
見たことがあった、どころか萌え萌えしちゃったことがある俳優に似てる・・・。
ってか、もしやゼロノス!?同一人物かよ!!!ぎゃーー!!!勘弁してーーー!!!
「中村くんのファン→だから電王を見る→電王にハマる→仮面ライダーにハマる
→だから過去作品にも手を出す→中村くん発見→ちょっと嫌いになる」って何これ(笑)。
しかし今出演中の『電王』でもたまに「今のシーン、ちゃんなか君それって・・・」と思うが、
あれでも格段と上手になったんだな。ちゃんと成長してるからイイじゃないですか。
だけどこれで特ヲタから中村くんが忌み嫌われていた理由がようやく理解できた。
30話から登場したせいで、中村くんが「響鬼がツマらなくなったことの象徴」とされたのか。
なるほどねぇ。こりゃ完全に逆恨みだわ。でも恨む気持ちも判らんでもないな(笑)。
しかしそうこうしてるとそんなことすらどうでもよくなってきたのだ。
「びえええーーーーーーーん!!!!ザンキさーーーーーーーーーん!!!!!!(号泣)」。
泣いたね。正直、泣いた。子供番組で泣いた。いや、これのどこが子供番組か。
プロデューサー交代後のモードにも慣れてきた頃、今度は凄いことに気付いたよ。
これは「仮面ライダーヒビキ」じゃないね。「仮面ライダーザンキさん」だ!
うわーーーっ、ザンキさーーーーーーーんっ!!!ヴィエェェン!!!えぐっえぐっ!!!
ザンキさんとトドロキの物語こそ全て。アスムと桐矢が弟子になるとか別にどうでも。
主役に興味が沸かんヒーローものってありなのかしら!?
まぁ、あと残すは12巻の1本のみ。これ見ちゃったら全部終わるのか・・・寂しいなぁ・・・。