7月に見た映画14本『白夜』『アイスエイジ3』『サンシャイン・クリー

『白夜』
本年度ワースト！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！（暫定）。
これは凄い、凄かった！地獄の釜の蓋が開くほどの衝撃的な大駄作！なんでこんなもんを映画化しようと思ったのか、
なんでこんなもんが出来上がったのか、こんなもんを誰がどう楽しむと思って一般公開したのか、本気で疑問なり！
「第14回釜山国際映画祭特別招待作品」って出すなあああ！！！永久に御蔵入りしてセコムに監視させろおおお！！！
この映画の唯一いいところは上映時間が84分しかなかった点。あぁ良かった。これで2時間あったら目が壊死するわ。
いや、途中から楽しくなってきたかな？映画史にまた新たな軌跡が刻まれる瞬間に立ち会えて幸せとさえ。あはは。
主演はエグザイルのMAKIDAIと吉瀬美智子。2人とも別に上手くないんだけど、もうね、演技とかそういう問題じゃない。
ワシがMAKIDAI自身なら、なんとしてもこの映画の存在をうやむやにするため更に20人ほど増殖させたに違いない。
そしてワシが吉瀬美智子自身なら、こんな映画に出てた人間と別人を装うため今すぐホクロを引きちぎったに違いない。
本当に、本当に、本当に・・主演のMAKIDAIさん、そして吉瀬美智子さんにはご愁傷様でしたと言いたい。チーン。
小粋な掛け合いによる一夜の恋物語inおフランスってか？！あれま、バカを海外へ出すなという啓蒙映画かと思いきや。
なんすかこのストーリー？なんすかこの役？いいんすか？エイベックスいいんすか？ここ戦うとこちゃうんすか？
今年のGAGAは大丈夫か？東宝や東映なんて目じゃないぐらい、やってもうてる映画連発やんけ！どないしたんじゃ？
『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』といい『MW』といい『山形スクリーム』といい・・、その中でも今作はピカイチやってもうてます！
だからこそ、ひとりでも多くの人に見てもらいたいですね！特に、将来クリエイターを目指す若者よ！何としても見なさい！
「最近いい脚本が書けないんだよね・・」なんてお悩みのそこのキミ！そんなキミこそ、この映画を見るべきです！勇気出ます！
自分がいかに天才かを思い知るべきです！映画監督を目指す人がこれを見たらオレって黒澤？と大船に乗った気になれます！
なんかわからんけどワシもそろそろ映画撮ろうと思ったね！むしろ映画撮らなかったら負けだと思ってる！
ということで、見る者に夢と希望と勇気を与える映画『白夜』を是非！！！！！！！！！！！！！！！！！！！（しろめ）


『アイスエイジ3/ティラノのおとしもの』
確か前作も前々作も見たはずだし最新作であるこれも見たはず。だって家にパンフレットがあるし。
なのに、どんな内容だったか忘れた・・。あああ。せやけど爆笑問題の人はアフレコ上手だなと毎度感心します。


『サンシャイン・クリーニング』
オススメされたので見に行ったんですが、わたくし・・これは今ひとつでしたのう。残念。
この手の弱者応援映画は邦画だとすんごい楽しめるし大好きなものもあったりするんだけどなぁ。


『火天の城』
なっげええええ！ケツいてええええ！城が出来るまでに焦点を絞って、無駄なラブをカットして欲しかったよぅ。
ラブがないと受けないから入れちゃうのか？世間様ってのはそんなにラブが見たいのか？しろよっての。おまえが言うな。
この手の映画になると必ず若手枠に登板する石田卓也と内田朝陽。年寄りが見て安心できる若者2トップってことで。


『96時間』
何このオッサン賛歌ムービー（笑）。いくら娘の一大事ったって、とうちゃんめちゃくちゃしすぎ（笑）。
しかし、アメリカからパリまでU2の追っかけに行った娘のガッツには同じオタクとして頭が下がりました！！！（敬礼）


『剣岳　点の記 -ツルギダケ テンノキ-』
これぞ映画館の大スクリーンで見るべき映像！どうやって撮ったの？そればっか気になって。
んでも肝心の内容はなぁ・・。本編よりメイキングの方が面白そう。クライマックスの手旗シーンわろた。


『サマーウォーズ』http://s-wars.jp/index.html
私がオススメするまでもなく、細田監督の最新作もごっさ素晴らしくてサブイボもんでございました。
こういういい映画がちゃんとまっとうに評価されてヒットするってのは映画好きとしちゃなんとも嬉しいもんだ。


『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』http://www.evangelion.co.jp/
別にアニヲタでもないしヱヴァ信者でもないです。しっかしこれめっさ面白かった！2回も見に行ってもた。
当たり前のことだが、面白い映画ってのはファンじゃない人間が見てもちゃぁんと面白いものなんだよね。


『ウイッチマウンテン〜地図から消された山〜』
サイコサスペンスものかと思いこんで見に行ったら、随分と幼稚い内容のSFファンタジーでございました。
なるほど、だからディズニーか。これもっと親子層に積極的に宣伝したらよかったのにな勿体ない。


『それでも恋するバルセロナ』
日本の女はいつからこんなにウディ・アレンが好きだったの？ってぐらい映画館が女性客満員でびっくし。
ニヤニヤしたり思わず吹いたり。シニカル＆スイーツとでも申しましょうか。わたくし結構これ好きです。


『ぼくとママの黄色い自転車』
どんな内容だったか、どうでもいい映画過ぎてさっさと記憶から消去したしあんま覚えてないんだけど
見てる最中「なんだこの糞ガキ」とか「なんだこの展開」とか「あ〜あ・・」なんて舌打ちしたことだけは覚えている（笑）。


『30デイズ・ナイト』
よくあるゾンビもの。怖かったけどね。背筋が凍った。ジョシュ・ハートネットがオトコマエすぎて背筋が凍った☆
あ、今調べたらヴァンパイアホラーなんだってさ。へぇ。ジョシュの顔ばっか見過ぎて記憶が曖昧。失敬。


『ノーボーイズ,ノークライ』
一時、「また妻夫木か！！！」な勢いで映画に出まくっていた妻夫木くんのお久しぶりです主演作。
冷たいくせに暖かい、殴った翌日にケーキ買ってくる、そんな天邪鬼かDV旦那な匂いが染み入る渡辺あやの脚本は
相変わらずの安定感。まりんちゃん（永遠に“ちゃん”付けしたい）の音楽いい。徳永えりのズベタっぷりには感服。


『ノウィング』
飛行機墜落シーンの迫力は凄まじかった！が、なんでこんな目玉を予告で見せちゃうのかしら（笑）。
お子ちゃましか助けてくれないロリコン神様ありがたや、というバッドエンド・・。うわぁ、ニコラスは更にハゲあがるしかない。